C.N.N. ベスト |
高品質で低価格、これに尽きます。 結成10周年を記念したベストアルバム。ボーナストラックにゲーム用楽曲も収録。 ハリのあるボーカルとデジタルサウンドが心地よいです。 1997年デビュー、活動期間はわずか1年弱でしたが、凄まじくハイレベルな作品をアニソン界に残しました。 女の子の恋愛観とファンタジーが合体した素敵な仕上がりです。 マスターモスキートンやビーストウォーズなどの主題歌に使われました。 エヴァンゲリオンやアクエリオンが好きな人には是非聴いてほしいです。浜崎あゆみさんが好きな人にも気に入っていただけると思います。 |
ドビュッシー:ピアノ作品全集 |
コンピューターで自動演奏してるような感じ 悪い意味じゃなくてね あっさり 強弱や緩急を、これ見よがしにやるタイプの演奏よりも ドビュッシーは、このCDみたいな感じの方が 自分は好きです 音 ハーモニー 流れ自体の美しさが よく分かると思います |
月光仮面 DVD-BOX1 第1部 どくろ仮面篇 |
このDVD-BOXは一つのケースに5枚が収められています。
ケースは通常のトールケースの2枚分位の厚さなので、コンパクトに収納されていて感じもいいです。 ジャケットの裏面を見ると5枚それぞれのジャケットデザインの縮小版が載っているので、たぶん単品ばら売りもされるのだろうと思いますが、月光仮面ファンならこのBOXが絶対オススメ。なぜならBOX特典として月光仮面トレカが5種類封入されているからです。 これは予想外の喜びでした。 |
月光仮面 [DVD] |
月光仮面と言えば1950年代のテレビ映画として記憶されていますが、実は当時テレビがある
家はまだまだ珍しかった。私などはテレビの月光仮面が終了した直後にテレビを買ってもら ったものですから月光仮面にはずっと未練がありましたね。そういう子供たちのために東映 オリジナルの劇場版「月光仮面」がありました。テレビでしか見ていない子どもと、映画で しか見ていない子供同士が写真メンコなどを見つめて「この月光仮面はちがう!」とわめき 合っていたことを思い出します。テレビと映画の二種類の月光仮面がいたのですね。 映画版の方が結構スピード感があり、今見ても退屈しません。(テレビ版は現代人にはどう 見ても長ったらしい)悪役も当時のベテラン俳優が演じていて引き締まっています。第一部 の悪役どくろ仮面は断然映画版の方が格好いい。第二部のサタンの爪の仮面も映画の方がい かにも悪魔らしい笑みを浮かべて不気味です。第三部の怪獣コングはおどろおどろしい登場 で子供ながらに心臓がどきんどきんとしたことを覚えています。しかもこれを操る国際暗殺 団の首領が何と加藤嘉(名作『砂の器』(1974年)の親子の巡礼の父親役ですよ)。これは 見ごたえあります。第四部の幽霊党の首領は往年のアクション俳優岡譲二。これにヒロイン が参議院議員もやった山東昭子。第五部「悪魔の最後」だけはテレビと話が異なっているの ですが、これは私は見逃してしまった。やっとDVDで見られます。何せ梅宮辰夫さんも出演 しているのですよ。(梅宮辰夫の「遊星王子」もDVDで出して欲しいですね) 1980年代に一度ビデオが発売されましたが、画面がシネスコサイズではなく当時のテレビ サイズに圧縮されていたのが大いに不満でした。 東映さんには10年前から「今出せば団塊の世代が必ず買いますから」とお願いしてきたの ですが、月光仮面生誕50年の今がベスト・タイミングかもしれません。スチル写真も入れて くれているようですが、実はこれが大事。写真メンコ(今でいうトレーディングカード)の 原版なのです。月光仮面の写真メンコは映画版の方が圧倒的に多かったと記憶しています。 さあ買おう、見よう! |
月光仮面 魔人の爪 [DVD] |
どくろ仮面と並ぶ月光仮面の屈指のライバル・サタンの爪。このサタンの爪はスカートに
サンダル姿なのです。子供心に驚きましたね。サタンの出身地がインドネシア辺りを想定 していることを知れば、現地の民族衣装であることで納得できます。それにしてもこのよう なユニークな姿の怪人(まさに怪人です)を子供向けの物語に投入した原作者・川内広範の 発想はすごい。テレビ版よりも劇場映画版のサタンの方が不気味です。仮面の造形もさる ことながら、演じているのが植村謙二郎という芸達者な人でした。東映は映画を作る以上、 キャストにも手抜きはしていません。演技が下手だなあという俳優はまず月光仮面シリーズ にも出てきません。子役の松島トモ子ちゃんも演技過剰というくらいよくできています。 |
月光仮面の経済学 さらば、無責任社会よ (朝日文庫) |
自己責任はいつも弱者に激しい競争を招き、勝者もわずかな延命を配分するだけ。強者、権力者は公正な競争なんかしない。出来レースなら、リスクは無いもんね。ハイリスク、ノーリターンの日本社会の構造は、確実に進行している。最も重大な責任をとるべき世代、銀行経営者、官僚、大企業経営者はうまく逃げおおせようとしている。もう年金なんてやるな。特に、なぜ、銀行だけが国民の税金を一行残らずいただけたのか?なぜ、銀行株だけを日銀が買いとってやるのか?市場原理っていいながら、銀行だけ保護してやるとは、いったいどうゆうことか?そして銀行の経営者がホームレスにならないのはなぜか?恥知らずの権力者だけの出来レース社会に明るい未来は遠のく。是非よむべし |
「月光仮面」を創った男たち (平凡社新書) |
『月光仮面』は幼い頃に再放送で見た世代である。『月光仮面』の放送がはじまったのが昭和33年(1958年)というから無理からぬことだ。制作は広告代理店の宣弘社プロダクション。企画者は宣弘社・社長の小林利雄、原作は昨年亡くなった川内康範、監督は船床定男、主演は大瀬康一。本書はけっして昨今流行りの「昭和ノスタルジー」に耽るようなものではない。そこがよかった。著者の樋口尚文は映画批評家でもあるので、1958年というその後斜陽化を進んでいく映画界とこれから台頭するテレビ界の相方のメディアのあり方を照射しながら書いている点に好感が持てる。
それでも、宣弘社プロダクションという名前は私の目に焼き付いた懐かしい名前だ。『月光仮面』後の宣弘社作品『豹(ジャガー)の眼』『怪傑ハリマオ』『隠密剣士』(いずれも監督は船床定男)はワクワクしながら観ていたのでよく覚えている。80年代にビデオレンタル屋ができはじめた頃、昔の映画や懐かしのテレビ番組が多くビデオ化された。その中に『月光仮面』もあったので、なつかしさ半分で見直したことがある。しかし、低予算の乏しい撮影環境でつくられた作品だけに、全編観るのも忍びない作品だった。テレビ勃興期の中のその辺の事情を、この本はうまく記している。 ちなみに監督の船床定男をネット上で検索してみても、船床の仕事の全容は知ることができない。Wikipediaにもその名前は出て来ない。子ども向けのテレビ作品ばかりを多く手がけ、監督としては評価が高くないからなのか。そうした意味でも本著は貴重である。なぜなら、船床定男には、師に伊藤大輔、兄弟子に加藤泰がいるという意外なプロフィールの紹介も忘れていないからである。 |