NHK少年ドラマシリーズ 幕末未来人 III [DVD] |
少年ドラマシリーズ放映当時は中学生でした。
毎日急いで帰宅しなくては放送時間に間に合いません。 ホームビデオが自宅になく,走って帰宅することもありました。 この<幕末未来人>は時代設定が面白く記憶に残っていました。 改めて見てみると,時代劇セットの窮屈さもありますが,登場人物がわかりやすく描かれていてとても面白いです。 毎日20分の放送ですからスピーディーに展開していきます。 今のドラマと違って遊びの部分が少なく,これが物語に入り込みやすい要素かもしれないと思いました。 初めてこれを見た私の家族はすぐにハマってしまいました。 謎の美少女役で古手川祐子が出演しています。 |
NHK少年ドラマシリーズ 幕末未来人 II [DVD] |
少年ドラマシリーズ放映当時は中学生でした。
毎日急いで帰宅しなくては放送時間に間に合いません。 ホームビデオが自宅になく,走って帰宅することもありました。 この<幕末未来人>は時代設定が面白く記憶に残っていました。 改めて見てみると,時代劇セットの窮屈さもありますが,登場人物がわかりやすく描かれていてとても面白いです。 毎日20分の放送ですからスピーディーに展開していきます。 今のドラマと違って遊びの部分が少なく,これが物語に入り込みやすい要素かもしれないと思いました。 初めてこれを見た私の家族はすぐにハマってしまいました。 謎の美少女役で古手川祐子が出演しています。 |
NHK少年ドラマシリーズ 幕末未来人 I [DVD] |
リアルタイムで、TVにかじりついていました。 NHKにもシリーズのマスターテープが無い!とある所のとある人が、ダビングテープを高値で売ってるとか、少年ドラマシリーズには、いろんな噂がありました。このシリーズを注文してから、DVDデッキを購入。このシリーズが発売 されなかったら、DVDに手を出していたかどうか・・・。 以前、フジでドラマ化されて、それも見たのですがまったくの別物です。あんな、明るい青春コメディで、ハッピーエンドなんて。 |
時空の旅人 [DVD] |
再販ありがとうございます! 待ってました! 映像も音質も良かったです、個人的に内容は角川していてとても大好きです! まだ見たことない人にもオススメですよ。 |
迷宮物語 [DVD] |
大友監督の「工場中止命令」以外は、
大きく異なるストーリーですが、映像 化されていない短編物語があります。 SF作家の巨匠・眉村卓の不可思議SFの 世界をオススメします。 |
司政官 全短編 (創元SF文庫) |
近年、長谷氏がSFマガジンに書いていたように、SFとは読み手が人間である事を客観視する小説だと私も考える。
眉村 卓の司政官シリーズでは人間の作るシステムの設立と衰退について、SFというスタイルを採りながら淡々と描写している。 それぞれの短編で、読者は司政官の一人として、その時代の司政制度の要請に基づき、無力感を覚えながら、あるいは高揚感を覚えながら未知の世界を旅する事になる。 作品の世界としては、個人的には、照り返しの丘、炎と花びら、遥かなる真昼、そして遺跡の風あたりが楽しめた。 作品全体に漂うある種の虚無感が、一つ一つの短編そしてこの短編集全体に独特の静謐なトーンを与えている。静かな時を作品と共にすごしたいと考えている読者にはオススメである。 未知な世界に、訪れるという設定自体がやや古めかしい感じを作品に与えているが、 主人公の意識に流れが丁寧に描出されていること、またそれぞれの世界の社会学、政治、経済学的な設定が丁寧に形成されている結果、一つ一つの作品にrealityを与えるのに成功している事などが、この作品を経年による劣化から守っている。 現実的にココまで、SF作品が読まれない中で、絶版になっていた70年代SF作品を出版してくれた創元社には心から感謝したい。 また、読者にはこれだけの作品があっさりと絶版している出版業界の実情に、この作品を通じてきずいてもらいたい。 今回、一巻に全作品を収録する形で出版されているが、個人的には、それは成功であったと考えている。 なんといっても作品は人間の作るシステムの脆弱性、経年による劣化を普遍化し、客観視しようとしているの作品なので、その設立と衰退について俯瞰せずに作品集を閉じてしまっては、作者の意図が届けられないものになってしまうだろうからである。 SFファンの一人として、70年代日本SFの白眉、是非多くの人に手にとってもらいたいと思う。 |
ねじれた町 (青い鳥文庫fシリーズ) |
平穏な日常に、異質な存在(異世界人、未来人、異星人、超能力など)が侵入したことで、新たな秩序が形成され、それまでどちらかといえば優等生であった主人公が、そこから排除され、アウトサイダー化する。主人公は、友人たちと力を合わせ、ささやかな抵抗を試みる。それがふとしたきっかけで、思いがけないほど大きなカウンターとなり、かろうじて敵を撃退する。主人公は、すべてが終わった後、彼らは、彼らなりの信念に基づいて行動していたことを理解し、自分とは相容れない考え方とは思いつつも、心に留める。
眉村卓の主人公は、インドア派が主流で、迷い悩みながらためらいつつ、追い詰められて行動を起こすパターンが多く、あまり爽快感は得られないが、そのことが妙なリアリティを生み、共感が得られる。主人公なのに、傍観者的なポジションに陥る弱点があり、「とらえられたスクールバス」が特に顕著である。眉村ジュブナイルSFのうち、最長かつ最良の作品であるにかかわらず、影が薄い。 ジュブナイルSFの代表作は、近年評価の高い、「ねじれた町」だろう。眉村作品のあらゆる特徴をそなえながら、後半に至って主人公が圧倒的な力を発揮して、物語を展開してゆく様は爽快である。 |