![]() ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~ |
ヒデ夕樹は魅力的な歌唱力でアニメや特撮番組において印象的な曲を残しましたが、その数の少なさのため、水木一郎、ささきいさお、子門真人らほどの知名度には恵まれず、隠れてしまった存在です。メディアに露出することもほとんどなく、残念ながら近年、帰らぬ人となってしまいました。
このベストは彼の歌ったアニメ・特撮番組の主題歌挿入歌をほぼ網羅しており、非常にお買い得です。私はこのCDを購入してこれまで聴いたことのなかった曲に触れて、ヒデ夕樹という人は少し前まで存在も知らなかったのに、なぜだか妙な親しみを感じる歌手になってしまいました。彼の歌声が暖かいものだというのもあったのでしょう。日立「この木なんの木」を歌うことになったのもその声ときっと無関係ではないのだと思います。 2「夢の船乗り」7「忍びのテーマ」、そして10、11のキカイダーのOP・ED、17、18のスパイダーマンOP・EDが特に好きです。この人でないとダメなような、哀愁と寂寥を時に感じさせる曲で、子供向け番組の主題歌にもかかわらず、心に染み渡ります。やはり子供向け番組の曲はその内容に合っているというのが大事な要素だと思わされました。このような歌手の新たな歌声をもう聴くことができないということに一抹の寂しさを感じながら、このCDを愛聴しています。 |
![]() 手塚治虫の世界 |
代表的な手塚アニメ作品
近作まで網羅しています。 コロムビアから発売されていた 従来のベスト盤だと ディスク1の構成〜昭和50年代あたりまで だったのですが 今回二枚組になったおかげで ディスク2収録分〜平成近年まで のコロムビア音源が収録されました。 (初期の分は一部コロムビアカバーVer有) お気に入りは 海底超特急マリン・エクスプレス の二曲です。 |
![]() DIGITAL TRIP 「海のトリトン」シンセサイザー・ファンタジー |
幼い頃にこのアニメを見て育った僕にとってはとても印象深い曲ばかり。 最後のトリトン族のトリトンが、強大な悪と戦っていく姿が思い描かれる。 GOGOトリトンという壮大な曲は、誰が聴いても感動を味わう事ができるだろう。 |
![]() 海のトリトン DVD-BOX |
私は、本放映時、この作品を夢中になって見た世代。 今は、DVDを購入し、子どもたちと一緒に見ています。 「勧善懲悪」があたりまえのアニメが多い中。。。当然、当時子どもだった私は、ポセイドン=悪、トリトン=善 が当たり前と、トリトンの活躍に、そして悪を滅ぼすであろうラストを心待ちにワクワク見ていたものでした。が、結末は子ども心に非常に衝撃的で、「善・正義」を信じて行動してきたトリトンがポセイドンの人々からすれば「悪」であり、「悪(ポセイドン)」もまた、自分たちの一族を守るために行動してきた・・・・。結局、戦争とはそういうものなのだ、互いに戦う以外に道はなかったのだろうか? という思いと問いを子ども心に強烈に残したアニメでした。 最終回で現実を突きつけら!れ、「何もかもポセイドンが悪いんだ!!!」と叫ぶしかないトリトンの心の叫びが、子ども心にとてもつらかったし、じんじんと伝わってきたものです。 そして、今の世だからこそ、子どもと一緒に見たい作品だとも言えます。 ガンダムの監督、富野氏の最初の作品であるということも、みなさんの興味を一段と引くのではないでしょうか。ガンダムにちりばめられた哲学の根底をここで見つけることが出来るのではないでしょうか。 |
![]() 海のトリトン オリジナル劇場版 [DVD] |
未公開の劇場版後編もいいけど、虫プロ版海のトリトンパイロットフィルムも収録されています! これまたファンなら必見! |
![]() ミニコミ 手塚治虫漫画全集 TVキャラ パックB |
この組み合わせは個人的に非常に魅力的だったので、ついつい商品仕様をよく確かめないで購入してしまいました。
もしもこれから購入を考えられる方がいらしたら、「読みたいのか」「アイテムとして揃えたいのか」をはっきりさせた方がよろしいと思います。 読むのには不向きです! 本当に小さくて、この手のものをコレクションしていらっしゃる方向けのような感です。 「おもちゃ」にカテゴライズされていた理由が届いてから分かりました。 ついでに、値段も(印刷の事情かもしれませんが)かなり割高感があります。 どちらかと言うと、好きな作品は出来るだけ大きなサイズで良い紙にきれいな印刷でという私にとっては、自業自得ですが早まった買物になってしまいました。 でも、かわいいので飾っておきます。 |
![]() 海のトリトン (1) (手塚治虫漫画全集 (189)) |
以外や以外!
手塚作品の中では、名前の知られたものと思いきや あまり、読まないんですかね?ちょっと残念です。 すごく、突拍子のない話。まさに、マンガを地で行くストーリーです。 でも、時代背景とかからくる人生さまさまなドラマがおもしろい。 トリトンや海の一族の、ありえない人生感と トリトンを拾った家族たちの、ありえそうな人生が、 うまくからみあって、マンガが出来ている。 僕は、こうした古いマンガも好きです。 |