ジョプリン:ラグタイム・ピアノ |
クラシック演奏家のラグタイムというと、やはりリフキンが有名ですが、このアルバ
ムもそれに劣らぬ名演です。音色は決して下品にならず、曲自身の構成の美しさを感 じさせる整然とした演奏という点では、リフキンに近いかも知れません。 ただ、レヴァインの演奏は、本当に自由で楽しい。レヴァインの胸の中でいつも流れ ている音楽を、そのまま形にしたようなーー言葉の最もいい意味において、「鼻歌」 のような演奏です。これに比べると、リフキンの演奏でさえ堅苦しく感じられるよう な、不思議な魅力にあふれています。ラグタイム好きの人にも、ただの音楽好きの人 にも、一聴の価値がある名盤だと思います。 |
ストーム・シーズン |
ノルウェーのシンフォニックロックバンド、ホワイト・ウィローの4th。2004作 1stの頃はしっとりとしたフォーク風味のサウンドだったが、2md、3rdとゆくごとに ゴシックメタル風味を取り入れるなど、楽曲に緩急をつけ始めてきた感がある。 今作も、前作「SACRAMENT」の延長上の雰囲気だが、メンバーが何人か変わっても 曲アレンジや演奏などにはバンドとしての自信と余裕とが感じられる。 女性Voの歌唱の美しさは相変わらずに、もの悲しいチェロの音色やストリングスを効果的に配し、 メロトロンなど70年代風のパーツと、現代的シンフォ音像を上手くかみ合わせている。 そして、そこにゴシック風のメランコリックさを混ぜ合わせた彼らのサウンドは 結果として90年代以降の北欧シンフォの王道的な作品に仕上がっている。 PAATOSとともに、今後の北欧シーンを引っ張ってゆくバンドである。 |
スター・ウォーズ~ジョージ・ルーカス作品集 |
スター・ウォーズの曲だけじゃなく,あの名作インディージョーンズのサントラなどいろいろ収録されていて,ジョージ・ルーカスの作品が楽しめる。 映画を見てから「あぁ,こんなシーンだったなー。」とか思ってもいいかもしれませんね。 |
ウィロー 特別編 [DVD] |
長年温めてきたボクの大好きな作品。
そうです、ジョージ・ルーカス製作総指揮のウィローです。 この作品を十数年前初めて映画館で見たときの感動は今でも忘れません。 CG合成を使わず小さな人たちを集めてホビットの国を再現し、 差別されそうな人たちをもヒーローにしてしまうアメリカ映画の懐の深さに感動したものです。 またこの作品は、映画史上初めて「モーフィング」技術が使われたことでも知られています。 そして、何よりそのストーリーが素晴らしいのです。 拾った赤ん坊を返すため(この赤ん坊がとってもかわいい)冒険の旅をする主人公ウィローの物語なのですが、 愉快痛快ハラハラドキドキの連続です。 ラストで目的を果たして村に帰ったウィローが奥さんと再会するシーンでは、 ジェームズ・ホーナーの素晴らしいBGMとともに感動の涙があふれます。 正義は必ず勝つ!誰もがそのことを実感する勇気あふれる物語です。 この作品は高画質・高音質で素晴らしいDVDですヨ!! |
ウィロー教授のペンギン学特論 |
目次をみると、ペンギン学の専門書のように思いますが、 たいへん読みやすい入門書です。 いろいろペンギン関連書を読みましたが、 ペンギン好きの人は即買いでしょう。 |
WILLOW(ウィロー) |
映画が原作ですが、知らなくても遊べます。 中学時代に夢中で遊んだ一本です。 グラフィックなどはPCエンジン並に綺麗だと思っていました。 どっかで聞いたような気もする美しいクラシック風なBGMもはいっていて、ファンタジーの世界に浸れます。そうです、これは超一流のファンタジーなのです。戦闘シーンなどはすごい演出力です。背景の木々や草がゆれます。 ファミコンでこんな凄いこと出来るのかって思っていました。 映画のロードオブザリングを観るよりファミコンのウィローのほうがファンタジーとして面白いと思います。 |