ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発 [DVD] |
上映館が少なかったため、劇場で味わえた私は幸福だったといえよう。
懐かしい日本の特撮映画の匂いが漂う、パロディなのかオマージュなのか、微妙なテイストの作品。 とにかく出演者が豪華。「ハヤタ」と「キャプテン・ウルトラ」なんて、もう大感激。 展開はなにやら前作「日本以外全部沈没」(これも傑作!)に似ているが、おおいに楽しめる。各国首脳は、そっくりさんもあれば誰だかわかんないのもありつつ、雰囲気はいい。 もともとの「宇宙大怪獣ギララ」がそもそも怪作で、せっかくのデザインワークが台無しのシュール(?)な脚本、テーマもなにもわからない作品で、とても残念に思っていた(子供だったからわからなかったと思っていたが大人になって見直したらもっとわからなくなった)。 ここで捲土重来、と期待したのが本作だ。 期待は裏切られた。いや、☆5つけて言うのも変だが、ギララをまっとうな怪獣映画にしてほしい、というのは別の機会を待とう。 この作品の価値は、ギララを狂言回しとして展開する「ドタバタ」、その底流にある風刺の闊達さにこそみるべきと思うのだ。 なんとも素人くさい、まるで8ミリ映画のようなチープさも計算のうち、絶妙な味わいで、昭和40年代の感覚を思い出させてくれる。 しっかり味わうにはそれなりのしつらえで鑑賞することをお勧めする。この「世界」に没頭すること。 加藤夏樹の美しさが際立っているのも印象に残る。「女優を丁寧に撮る」、怪獣映画の基本である。 |
THE NEWSPAPER DVD |
いつもの切れ味鋭い諷刺を期待して見たが、ちょっと冗長というかダラダラしている感じでした。鈴木宗男(似てない)の居酒屋タクシーとかオバマの小浜市訪問とかはもっと短ければまあまあだったかも知れませんが長すぎるしギャグも諷刺も足りないです。
DVDということでTVよりもきつい諷刺を期待しましたが全然だめでした。 役も小泉、麻生、福田などはこなれていて良いのですが、大勢出てくる討論会は似てない人がいすぎてだめです。 唯一、新キャラの軍事オタク石破は、あの不気味な表情をよくとらえていて良かった。あんなとんでもない博物館があるというのを知るだけでも価値がありました。といってもその場面も少々冗長でしたが。 遠くてライブを見に行けないので次のDVDで本領を発揮することを期待してます。 |
社会風刺劇団 ザ・ニュースペーパー DVD 笑国日本 ~I Laugh Japan~ |
社会風刺劇団「ザ・ニュースペーパー」初のDVD作品です。 政治・経済・社会の時事問題を題材に、 舞台を一度観たことがあり、その時は、抱腹絶倒だったので、 本作についての私の感想は、 12のネタ(作品)と、メンバーのコメントが収められてます。 「内閣総理大臣小泉純一郎演説」 この2ネタは、素晴らしい!と思いました。 このDVDで、「ザ・ニュースペーパー」を知られた方には、 |