共犯者 |
矢沢、初ロンドン。ビートルズに憧れ夜汽車に乗った男が、40を目前にしてである。しかも前年は、デビュー以来年1作のアルバムリリースも遂に途絶え、内心引退かも、とやきもきした事が思い出される。作品の完成度としては、前作に譲る。初年度だし手探りなのも見て取れる。しかし、であるからこそのよさもある。つまりは新鮮さだ。ある種の飽和状態から抜け出した弾力性を、この作品から感じる。矢沢は今作で再デビューを果たしたのだ。そのために、ビートルズの生まれた国が必要だった。原点回帰を新天地に求めた特異性を聞き取るべきである。 |
ヤン・シュヴァンクマイエル 悦楽共犯者 [DVD] |
見ている間は何度ビデオを止めようと思ったかわかりません。
しかし、今、見てから2カ月たつのですが、見たくて仕方ないんです! なぜかわかりませんが、不思議です。 |
平田弥里 共犯者 [DVD] |
さすが評判良いだけありますね。ただ唯一の不満点は本当にぬきどころが満載なのに、各チャプターの時間が短すぎるしいうことかな。というか凄く良いシーンが各チャプターの終盤なので噛ませ犬状態です。この時間配分から考察するに写真集がメインでDVDがメイキング集といわれてもしょうがないかもしれない。でも動いている平田弥里の魅力が満載なので購入して満足しました。 |
共犯者 DVD-BOX |
今更レビューを書くのもなんだが、見直してみての感想。
三上がとにかくうざい!!気持ちの悪い奇声などあげればキリがない。 ラストのナレーションが三上って。エンディング後のキスシーンも 種明かし後としては気持ち悪いだけ。 浅野も池内も同様に今見ると演技がきつい。 浅野と三上が数年ぶりの競演ではしゃぎすぎて周りが見えなかったと 結果がものがったってますね。 奥菜がいい演技してるのに出番が少なすぎ。 なによりラストのエピローグが短すぎ。 中山忍との関係をもっと見たかった。 全体に言えるのは一応計算はしてるとはいえ矛盾しすぎ。 沙粧妙子を見ていたものの期待は大きかったが一話で台無しなのが視聴率にも現れていた。 三上より枡毅ならと思わずにはいられない。 佐野を途中で殺してしまうのはある意味反則でしょ。見る気失せた。 シナリオも演出(カメラのアングルやアップもやりすぎ)もすべてにおいてには完敗です。 |
プリンセスナイトメア キャラクターマキシ 「共犯者」 プリンス・カオス・クリムゾン(石井真) |
メロディ、歌詞、歌声、全てに関して完璧です。
歌詞の中に「子猫ちゃん」を入れたのは正解かと。より一層プリンスの歌!という感じがします。 私は元からプリンス好きで石井さんファンだったのですが、どちらの方にもお勧めできます。 |
松本清張傑作短篇コレクション〈中〉 (文春文庫) |
20年振りに松本清張の作品を読みました。その時、読んだのは「砂の器」「けものみち」等、長篇でしたが今回、珠玉の短篇集を堪能しました。上、中、下すべて読みましたが、中が一番面白いと思いました。 なかでも悪女にさいなまれた銀行員がやむにやまれず犯した犯罪がその妻のひょんな行為をきっかけに、暴かれていく様を描いた「書道教授」、真面目なサラリーマンが業務上の失敗を真摯にカバーしようと努力し、それが成功するかにみえた途端、どん底にたたき落とされる「空白の意匠」の2作品がとりわけお気に入りです。 |
異端派生協の逆襲―生協は格差社会の共犯者か |
マイナーで異端派であった組織が、メジャーを打ち落とすべく戦い続け、気がつけば自らの大きくなった組織の課題を抱え、時代のうねりの中で、生き残るために打ち出さなければならない新機軸を早急に見つけなければならない今、個のエネルギーを結集させていくDNAをあだやおろそかにせずの思いで、まずは今までを総括しての問題提起と読んだ |
共犯者 (新潮文庫) |
5年前、共に罪を犯した者「共犯者」
自分はあれから成功を手にしたが、<あの男>は何をしているのだろう? あの事をネタに恐喝されるのでは・・・・。 不安は増すばかり、そこである男を使い<あの男>を調査させる。 それはやがて予期せぬ結末への第一歩だった。 人は成功や富、名声を得るとその地位を固持したいがため目に見えぬものに怯え疑心暗鬼になってしまう。 凡人からは滑稽に見えるが本人は必死だ。 人の弱さと怖さを絶妙に描く傑作短編。 |