『日本のゲイ・エロティック・アート』トークショー Part.3
田亀源五郎禁断作品集 |
雑誌G-men、SM-Z、さぶに掲載された作品集ですが、人体実験、拷問、肉体切断とハードな題材が、田亀源五郎氏のマッチョで迫力のある絵で繰り広げられます。ソフトカバーですが、全体の紙質も良く、無地にタイトルのみの紙ケース入りで保存版という感じです。好みが分かれると思いますが、これだけハードなものはなかなか出ないので、貴重だと思います。 |
君よ知るや南の獄 下 |
後半に入り、鬼畜色は更にエスカレート、壮絶です、仲間を助ける為にその実にいやらしい体をアメリカ兵に差出した日本軍人の隊長のお話、鬼畜と屈辱プレイの数々ですっかり、自分ではもてあます程にいやらしいオカマちゃんに、そこに愛はあるのか?衝撃の結末の末に月日は流れて、、、先生ならではの作品でしたねー、予想外のラストが実に印象的、先生の作品のファンという方にはお勧めなのですが、ボーイズラブ好きな女子には激リアルできつすぎるかも、、、?。 |
ウィルトゥース (オークラコミックス) (オークラコミックス) |
表題作ウィルトゥースは剣闘士同士の話。
展開はオーソドックス。よく言えば安心して読める。 肉体的な繋がりだけでなく精神的な触れ合いの描写もあり、 セックス描写もプライド等他の作品に比べればかなりノーマル。 絵柄やモチーフを別にすればBL漫画と呼べるほど甘めで正直驚いた。 その分エロさは低め。性器や行為そのものの描写は従来通り直接的だが、セックスシーン自体が少なく、 強姦される受け側が肉体的にも精神的にもヨロめいていく、その描写がちょっと物足りない。 エロ的な意味で。 後半の自問自答みたいなのがエロシーン中にチラっとあればよりグッと来るんだが。 あるいは短編のような言葉責めをもっとですね。 他に軍服モノ(馬賊姿のガッチリオヤジ×軍服のガチムチおじいちゃん、ほのぼの) 義父×M息子(両方ムッチリ系、背徳的エロエロ)の計3本。 エロさは短編2本のほうが高いと思った。 3本とも受けの方が体毛が濃く、尻毛全開。 表紙を見て「絵柄を変えられたのですか?」と思ったが、中身はいつもの田亀さんです。 |