昭和宰相列伝7 佐藤栄作、田中角栄、中曽根康弘他(1964-1987)
田中角栄の真実―弁護人から見たロッキード事件 |
私、田中角栄さんのことは、かなり嫌いです。 その遺産を相続して平然としている田中真紀子さんのことは、更に嫌いです。 そして、あの連中に投票したり、弁護したりする奴のことは、一層嫌いです。 ですから、私、この著者は、相当嫌いな部類に入ります。その意味で、この本にお金を払うとは、実にもったいないことであります。私は買ってしまいましたが、友人には、もっと有効なお金の使い方をアドバイスしたいと思っています。 要は、取るに足らない本であります。 にも関わらず、とても悔しいことに、この本を読むと無罪に思えてくるのでショックです。 素直に信用していませんが、大変驚き動揺しています。 もちろん、悪徳弁護士特有の口八丁の一種なのでしょう。 しかし、反論できないのです。 黙らせられました。やられた、という感じです。 敵ながらあっぱれであります。 納得はしていません。何か穴があるはずと思いますが、説き伏せられた力量に対しては、潔く満点をつけましょう。 ただいま、あわてて「立花隆の田中角栄研究」を読んでいるところです。 自分の中で、有罪として納得できないと困るのです。 心を乱す、有害な書物です。 もちろん、誉めて言っているのです。 誰か、やり込めて欲しい。くそー!! みんなで、叩きのめそう。 |