中田英寿X三浦知良⑤
KING KAZU/三浦知良 [VHS] |
彼の笑顔が、とても好きです。もちろん、プレーも。 最近はヴィッセルでの出番すらなくなってきてしまい、あまりお目にかかれなかったあの笑顔を見たくて、つい購入してしまいました。 一番輝いていた頃の記録なのかもしれないけど、もしかしたら肉体的には、アスリートとして下り坂に差し掛かってしまった今の彼のほうが、なんだか輝いているような気もしました。一緒に年月を重ねてきたからかもしれませんね。 今年のシーズンは、またあの素敵な笑顔が、たくさん見たいです。そして、もしも叶うならば、あの青いユニフォームを着た、彼を。 |
蹴音―三浦知良伝説の言葉 |
――カズについてどう思いますか?
ベッケンバウアー 「カズがリベロをやっていたら、私はサッカーの歴史の片隅に追いやられていただろう。」 ジーコ 「私は白いペレと呼ばれたが、カズは日本のペレだ。」 プラティニ 「カズがチームメイトだったら、私は自らシュートを撃たなかっただろう。」 ヨハンクライフ 「カズを見て、私のトータルフットボールの理念が崩れそうになったことがある。」 マラドーナ 「俺がサッカーの神様? カズを見てから言ってくれよ。」 ジダン 「マルセイユ・ルーレットはカズダンスからヒントを得たんだ。」 カーン 「諦められるさ。あいつにシュートを撃たれたら、仕方ないってな。」 ベッカム 「僕のパスを最も美しく活かすFWは、カズさ。」 ペレ 「EDは心の病気。」 |
おはぎ |
2001年4月から2005年7月まで、彼が新聞に寄稿していたコラムを書籍化したものです。
とても真摯な内容で、彼のサッカーに対する情熱や愛情、日本代表への想いや誇り、 そして人生観までもが飾り気の無いシンプルな文章からストレートに伝わってきました。 また、彼の貴重な体験談や、彼を支えたり影響を与えてきた友人知人へのリスペクト、 そしてJリーグやサッカー界とそれを取り巻くメディアやファンへの問題提起、 さらにはサッカーとは直接関係ない現在社会に対する意見なども多く、興味深く読むことが出来ました。 カズのファンじゃなくても、サッカーファンなら一読に値すると思います。 ただ、「カズのサッカー人生を知りたい!」と言う人にはお勧めできないかもしれません。 随所に過去の経験談が散りばめられてはいますが、彼の人生を順を追って記述している内容では無いので御注意を。 それと、おはぎ職人との対談やシドニーFC移籍前後の心境など新たに加えられた部分があるものの、 本編自体は彼の公式HPで公開されていた内容なので、そちらを見ていた人には既出感が強いかもしれません。 |
たったひとりのワールドカップ―三浦知良、1700日の闘い (幻冬舎文庫) |
絶対にミーハー本だと思って敬遠していた一冊。ところがどっこい、真摯な内容だ。カズのプロ精神が伝わってくる。サッカー、いやプロのスポーツプレイヤーはかくあるべきと思わされた。 |