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永山たかし_1 切り倒し




アストロ球団 第1巻 [DVD]
「週刊少年ジャンプ」の黄金期を築いた「リングにかけろ」「聖闘士星矢」「キン肉マン」「北斗の拳」などのルーツと呼ぶべき、熱血スポ根マンガの初の映像化作品ということで期待して見ました。
原作のマンガに対するスタッフのリスペクトは感じられますが、ビジュアルやアクションシーンの演出には首をかしげてしまう部分が多く、少々がっかりしました。
しかし、試合シーンの迫力は原作には及びませんが、この物語の最大の見所である、超人達のどんな困難にもくじけない不倒不屈の「アストロガッツ」は見事に表現されていたと思います。
特に対ロッテ戦での球七のガッツには震えるものが有ります。
総じて言えば原作を読んでいるファン向けで、新しいファンを獲得するのは難しいドラマ化だったと思います。
プロダクションIGが担当したオープニングアニメが、原作の野太いペンタッチを生かしたナイスな作画でしたので、この感じでアニメ化・・・というのは無理な話でしょうね・・・

 

アストロ球団 第二巻 [DVD]
伝説の名投手、沢村栄治の魂を宿した体にボールのアザを持つ9人の超人たちが、アストロ球団というチームを作って、メジャーリーグに挑戦すべく、立ち上がるというストーリーなのですが(まあ、南総里見八犬伝の野球バージョンでしょうか(笑)。)、最初は今時珍しいベタなシーンの連続に、家族で、「これはないよ!」と笑っていたのですが、段々と見ているうちに親子ではまってしまいました(笑)。
でも、それ以上に、やはり、男というのは、こういう「ありえねー」映像にも関わらず、「今どき無いよ!」的なベタな展開であっても、何だかこういうものには理屈抜きに反応してしまうものなんですね。
思わず、俺って、かなり単純・・・と思ってしまいました。
こんなの現実には・・・なんて考えていても、有り得ない!って思っていても、段々、口数が減ってくる・・・。
男って、どうにも単純因果な稼業だよな・・・と。

対戦する金田正一監督率いるロッテ(マリーンズではありません。オリオンズです!)の選手たちは、弘田、山崎、有藤、池辺、アルトマン、木樽、成田・・・往年の名選手ばかり。
この時代、金田監督の「九州人のコ**野郎!」発言などに端を発した一連の遺恨試合と呼ばれた太平洋クラブ・ライオンズVSロッテ・オリオンズを見ていた世代にとっては、平和台球場が大いに盛り上がった最後の時代のメンバーでもあり、余計に往事を思い出しました・・・。

 

アストロ球団 第三巻 [DVD]
最初、そのベタな展開と有り得ない設定に、「有り得ねー!」って感じで、殆ど、少林サッカーを見るような目で見ていたのですが、段々、その非合理的な練習方法や精神力というものを見ているうちに、無条件で感動して来ちゃいまして・・・。
それをみていてつくづく思ったのが、「今の日本人は妙にお利口さんになってしまったな」ということでした。
戦時中の見事なまでの精神主義への反動なのか、あの時代の持っていた、泥臭い、「がむしゃらさ」というものが、見事なまでに身の回りから消えてしまっていることに気が付きました。
「巨人の星」では、年端もいかない子供に大リーグボール養成ギブスなんてのを、飯を食うときにさえ付けさせてたし、「男ドアホウ甲子園」は、鉄の球を投げて、肩を鍛えてたし・・・。
今、そんなことをしたら、二昔前の言葉で言うところの、ナンセンス・・・ってやつですよね。
「ちゃんと、ストレッチしなきゃ、危ないよ」なんて言われたりして・・・(笑)。

でも、我々が子供の時代は、それを何の抵抗もなく見てましたよ。
理屈じゃないんだみたいな・・・。
思えば、私も「精神力!」などと言われるたびに、反発していたものです。

思わず、忘れかけていた昭和を思い出させてくれた逸品です。

 

アストロ球団 (第4巻)
アストロとビクトリー両球団の対決の中盤編。
各登場人物がそれぞれの生き様を曝け出して燃え尽きようとしています。
もはや超人か否かは関係ありません。いきなり序盤での敵軍ピッチャーの散り際は、いまや伝説となってます。
観客たちの声援がイデオロギー地味てるのは、どことなく時代が感じられます。
荒唐無稽さが気になる人は第4巻までは買わないでしょう。
だからこそここまで読んでこれた人には、この作品から学べることも少なくないと思います。必死に生きてる人間はそう簡単には死にませんし、自分の思想を他人に受け入れてもらうには、まず有言実行して見せないことには始まらないと云ったところでしょうか。
欠点をあげるならば新魔球です。スカイラブ投法と違って生みの苦しみが描かれていないので、感情移入ができませんでした。ネーミングもいまいちです。

 

アストロ球団 (第3巻)
二巻のレビューで「プロデビューの一球目の出来事」と書きましたが、
三球目の出来事でした。お詫びして訂正いたします。

さて、いよいよ「アストロ球団」本編ともいえるビクトリー球団編に突入だ!!
この巻において、「アストロ球団」という作品の真髄が明らかになる。

699ページ(697ページの次の次)をご覧いただきたい。
球六のアンドロメダ大星雲打法を、大門が受け止めるシーンだ。

まず、アンドロメダ大星雲打法がどういう打法かがまるでわからない。
技の名前を叫ぶだけ。
そして大門はそれをどう返すか。「何かしゃべる」のである。

 真知は即ち行たる所以なり
 行なわざればこれを知というに足りず
 未だ知りて行なわざる者あらず
 知りて行なわざるは ただ是れ未だ知らざるなり
 喝~~~~っ!!

喝~っはともかく、これは大塩平八郎にも影響を与えた、王陽明の言葉である。
漢文調の難しい言葉なので、なんとなく読み飛ばしてしまいそうだが、
ちょっと考えると、このシーンには全然合わない言葉だとわかる。
で、大門は打球を跳ね返す。何故?結局、根性なのか?いや違う。

アストロ球団は、突出した変な場面のみが有名だが、実は「言葉」のマンガである。
「どっちが強いか」は、「どっちが強い言葉か」で表される。
決着のほとんどは、実は言葉の応酬で決まっているのだ。
きわめて論理的なマンガといっていいだろう。
その論理が正しいかどうかはともかく。
地道な論理も積み重ねれば宇宙の果てへ届く。
「突出した変な場面」と「論理の積み重ね」は、実は同じ一本の道でつながっているのだ。

凡百の、単なる変な思いつきを変につないだ変なマンガとは異質な、
まさに創造力の極北を、この三巻で堪能したい。


 

アストロ球団 (第2巻)
この二巻で注意して欲しいのは、56ページである。
持っている人は、ここだけめくってみてほしい。
普通、このページの内容って、物語だとどのへんだろう。
順当にいって、七回の裏とか、そのへんではないだろうか。
少なくとも、プロデビューの第一球目に見えない事は確かだ。
でも、これはアストロ球団プロデビューの第一球目での出来事なのである。

「インフレ」

この四文字が、後光のように指してくる。
この先いったいどうなってしまうのだろう…
不安である。そして、楽しみである。大いに楽しみである!!!
血が沸騰して、赤い湯気が脳天からのぼるようですらある!!!
健康の為には、適度に水分を取りながら、木陰で読むべき名作である!!!


 

アストロ球団 決戦!! ビクトリー球団編
原作の雰囲気を味わいながら人間ナイアガラを、ジャコビニ流星打法をカラーで楽しみたい人、スクリュー投法をアニメーションで見てみたい人、そんな方には是非ともお勧めの作品のようです。バロンよ、大門よ、氏家よ、あなた達は私の中のヒーローだ。そして、アニメ化へ「飛鳥」してほしいものだ。
さて、ようやく届いたのでプレーをしてみたが、実に巧みに一人称と三人称視点が構成をされている。正直今時のゲームじゃない。が、しかし、アストロ球団原作の延長線上に存在することは間違いない。タイトルは一枚絵のみ、プロローグは、黒バックに漫画のスキャニングがあり文字が出るだけ、非常にチープ。愕然としながら、進めてみると、なんとその先に、カラーのアストロ超人たちが、そしてカラーの氏家様が居るではないか。絵(キャラも背景も)はかなり原作に忠実で、アニメーションまでしてしまう。もうこれでだけで大満足でありながら、ミニゲームでは一人称視点でゲームができる。しかもそのミニゲームが熱い!自分自身が完全燃焼してしまうぐらいなのに、簡単。しかも、クリアーすればアルバムモードでミニゲームを含むイベントを繰り返し遊べ、ハイスコアが記録される。これはシューティングゲームかと思ってしまう。が、氏家様の気持ちになりスクリュー投法で、何度何度も球一と戦える。もう一度書くが今時のゲームではない。システムは難しくないわ、長時間遊べるわけでもない、ポリゴンでもない。でも、漫画が娯楽の一部ならこのゲームもまた娯楽なのである。この気軽さ、これはこれで充分ありです。

 

アストロ球団 動画


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