サイファウジャウジャ(第5回)2
汚れた弾丸―劣化ウラン弾に苦しむイラクの人々 (KCデラックス―ドキュメントコミック (1831)) |
中村哲さんは、アフガニスタンでハンセン病患者の治療を行うべく病院を設立した。紆余曲折を経て、現地の人々の信頼を得ていく。しかし、9.11後、アメリカがアフガニスタンに攻め込む。現地は「戦争」にもならず、一方的に破壊にされる。 さまざまな援助団体が現地に入るも、マスコミの関心が薄れると撤退していく。そんな中、戦争前から地道に活動するペシャワール会。中村さんは、戦乱とそれに引き続く干ばつに対抗すべく、井戸を掘ることを始める。そのような日本人がいることは、私たちには誇りに思っていい。その中村さんが、今の日本には警鐘を鳴らしている。 人道援助をしようにも戦乱の中では思うようにすすめられない。何時間もかけて歩いて病院に来る人たちも、戦闘が始まると病院にこれなくなる。何の定見も無く、すべてアメリカ追随の小泉さん。この本を読んで「感動」してほしい。 |
ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?,東京大空襲-リンゴ (KCデラックス) |
戦争ほど愚かで、破壊的行為であり、人間の人格さえも壊し、民衆にとたんの苦しみを与えるものはありません。3月10日は、首都東京にアメリカのB-29爆撃機300機による新型ナパーム爆弾の2時間半の狂気の攻撃により、10万人以上の非戦闘員の日本人の方々が生きながらにして炎に焼かれた日本人いや世界の人々が忘れてはいけない古今類をみない一方的な大量殺戮が行われた日です。そして、広島、長崎に人類史上初の原爆投下、沖縄戦での火炎放射器による民間人への虐殺行為。異常な戦争状態であっても許されざる所業です。戦後アメリカは明らかに民間人がいる所に爆撃、原爆投下したにも関わらず、戦没者の方々に対し謝罪の一言もなく、原爆を投下したから、戦争が早期に集結したと米国の小、中、高、国の最高の教育機関の大学で9割の教育者が授業で生徒に教えているのが現状です。原爆を作り実際に使用した関係者は悪魔であり死刑にするべきだと考える。 |
語り継がれる戦争の記憶 (2) (講談社漫画文庫) |
読み終わった後のこの違和感、いったいなんだろうと悩んでしまった。 そしてそれは、2話目に登場する主人公、横田寛氏のストーリーにあると思った。 彼は自身の著作(ああ、回天特攻隊)があるのだが、その著作を元に描かれたこのストーリーは、いささか、彼が自書で伝えていたものと微妙に違う。 製作にかかわった方々は信頼のある方々であるため、晩年も含めての横田氏の想いを再現したものではあるだろうが、あとがきに、横田氏本人が生前、 |