【MAD】風の向こう
TVサイズ 世界名作劇場 主題歌完全収録版 |
世界名作劇場「フランダースの犬」から最新作「ポルフィの長い旅」までのTVサイズ音源を
収録したCDです。 2001年に発売されたTVサイズCDでは「家なき子レミ」まで収録までの収録でした。 2001年版では何曲が大きく間違ったテイクが収録されていました。 フランダースの犬「よあけのみち」※初回放送で1回だけ使用された貴重なテイク (サントラ解説では未使用テイクになっていますが実際には使用されていました) アルプス物語わたしのアンネット「アンネットの青い空」「エーデルワイスの白い花」 ※ハンドベル未使用版 「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」「ペリーヌ物語」がレコードサイズ (ステレオ)を編集してTVサイズにしたようにしか聴こえないのも残念です。 「ペリーヌ物語」など音楽集CDでTVサイズのステレオ音源を発見したと記載され ていますが、それならこのCD収録音源を含めて過去のCD音源は? 「フランダースの犬」「アンネット」に関しては2001年版CDの内容を入れ替 えてくれました。(ファンは両方買うべし) ちなみに今回のCDでは表記はありませんが、佐藤好春氏(ポリアンナ、ナンと ジョー先生、ロミオなどのデザイナー)の描き下ろし原画を使用しています。 またレコードサイズとは違った味のあるTVサイズで聴いてみると本当に素晴らしいです。 欲を言えば、冠音楽(名作劇場タイトル部分の音楽)なども収録して欲しかったです。 著作権が別途に掛かり更にチャプターを分割しなくてはいけないので面倒くさかったの かもしれません。 他には愛の若草物語「いつかきっと」のベス、エイミー版やトラップ一家物語「ほほえみ の魔法」(DVDなど2次使用時に使う音源)なども収録してくれると更に完全版になった のではないでしょうか? |
風の向こう |
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメ
世界名作劇場・第24作『レ・ミゼラブル 少女コゼット』の オープニングとエンディングテーマを収録したマキシシングルCDです。 ミュージカル「レ・ミゼラブル」の初代コゼット役、 3児の母でもある斉藤由貴が、静かにゆっくりとささやく優しい歌声に癒されます。 1.オープニング『風の向こう』★★★★☆ 辛い現実にめげず、前へ向いて進むコゼットの真っ直ぐな気持ちを描いた1曲です。 軽快なピアノ演奏が輝かしく、軽やかさと柔らかさに包み込んだような優しい仕上がりになっています。 彼女の物語の始まりに相応しい丁寧な楽曲に思わず笑みがこぼれそうになります。 2.エンディング『ma maman(私のお母さん)』★★★★★ ゆるやかなワルツのリズムに乗せて、母ファンティーヌに対するコゼットの無垢な想いが溢れています。 なんともいえない儚さと美しさ溢れる弦楽器中心の旋律が清らかで、 心の琴線に触れる素晴らしさに溜息がでます。コゼットの純粋な心を捉えた歌詞も秀抜で、 「大好きよお母さん」と全く飾らない言葉の美しさにはっと気づかされる隠れた名曲です。 この曲に秘められたやるせなさも物語が進むにつれてあらためて気付かされるあたり、 先見の明、両極面性を内包した完成度の高さに感心させられます。 |
レ・ミゼラブル 少女コゼット 2 [DVD] |
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメーション
『レ・ミゼラブル 少女コゼット』第5〜8話を収録したDVD2巻です。 復活した「世界名作劇場」第24作にあたるのが本作。 人間の心の闇と信念の姿を強烈に描き、その本質を問う人間ドラマです。 第5話「ジャベールの疑惑」★★☆☆☆ 馬車の下からファーシュルヴァンを救出したマドレーヌにジャヴェール警部が 疑念を抱き始めます。彼の厳格さは冷徹で強靭すぎてあまりに人間味が 失われている危うさすら感じさせられます。そして、不遇な環境にも負けない コゼットとファンティーヌに影が徐々にせまり・・・。 第6話「コゼットの誕生日」★★★☆☆ 小さな嘘をきっかけに女工仲間達の嫌がらせがファンテーヌを苦しめます。 上辺しか見ない人間の思慮の無さはなんとも嘆かわしいものです。 ジェベールの執拗な追求も強調され緊張感は続きますが、 最後の最後でほんの小さな優しさで物語を締めているのが安心感を覚えますね。 第7話「迷子のエポニーヌ」★★☆☆☆ パリ帰りのお客とコゼットの意気投合ぶりに嫉妬し、 エポニーヌが一人憧れのパリに旅立とうとするお話です。 平たく言えば、「井の中の蛙 大海を知らず」。 自分自身の力の無さを知らないお子様エポニーヌがなんだか可愛らしいです。 第8話「お母さんのスカート」★★★★☆ 職を失ったファンティーヌが生活苦に陥り、 心身ともに限界まで堕ちていく非情の物語です。 娘・コゼットのために、と全てを捧げる彼女の愛情の大きさすら霞ませてしまいます。 情け容赦無く不遇の末路へ追いやる展開があまりに悲惨で心が痛みます。 |
レ・ミゼラブル 少女コゼット 1 [DVD] |
コゼットのハハが不憫でなりませんでしたねー。あそこまで追詰められるなんて。
そしてジャンバルジャン、かつての囚人だった男が市長になって、立派に奉仕までして、 だのに、自分の正義のためにとある男は執拗に追いかける。 正義ってなんだろう?と考えさせられますね。 |
レ・ミゼラブル 少女コゼット 3 [DVD] |
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメーション
『レ・ミゼラブル 少女コゼット』第9〜12話を収録したDVD3巻です。 復活した「世界名作劇場」第24作にあたるのが本作。 人間の心の闇と信念の姿を強烈に描き、その本質を問う人間ドラマです。 第9話「テナルディエの悪だくみ」★★★☆☆ ファンティーヌを助けた市長の計らいでメイエはコゼットを迎えに行きます。 事態の緊急度のわりには詰めの甘い行動や判断が目立ち、苛立ちさえ感じてしまいます。 罪は罪と切り捨てるジャベールの冷徹さや、テナルディエ夫妻の企みなど 人を人として見ようとしない人間の醜さがさらに強調されています。 第10話「惑いのマドレーヌ」★★★★☆ 天秤に掛けられた二つの選択肢が彼を惑わせ、人間の信念の強さを描き出しています。 己の罪を秘匿してコゼットを迎えにいくべきか。 罪の無い者を助けるべく罪人として名乗るべきか。 正しさ、浅ましさ、開き直りなど渦巻く黒い感情の中、彼自身が成長する物語です。 第11話「サンプリスの嘘」★★★★★ 病室で起こる一つの小さな悲劇の終幕から物語は始まります。 元罪人として逮捕されるものの、ファンティーヌの願いに答えて 奮起するマドレーヌと唯一の嘘で彼の熱意に応えた彼女の情愛の姿が感動的です。 罪に対する後悔と罪に対する容赦ない軽蔑が強調され、 人の情の深さと、その中にある醜さの相対的な描写に思わずこちらも唸ります。 第12話「ひとりぼっちのコゼット」★★★★☆ 仕送りも途絶え、商売も傾いてきたテナルディエ一家の辛辣な嫌がらせが さらに彼女を苦しめます。客商売すら手抜きになった彼らのあまりの非道ぶりに 怒りすら覚えます。一方、過去の恩義が最高の局面で彼を助けるシーンも展開され、 心の持ちようで異なる人の有り様を描き出しています。 |
少女コゼット (世界少女名作全集 6) |
いま読みなおしています。心が穏やかになりますね。レミゼラブルの方は途中なので、大人なので読みます♪一生大切にします。 どんな辛いことがある気持になっても、ジャンバルジャン、ファンティーヌ、コゼットのことを思えば大丈夫です。 |