青春のかけら~テレビまんがコレクション~ |
日本クラウンの復刻盤シリーズのアニメ&特撮主題歌編。この時代のTV番組主題歌は各社が同じ歌手を使って別々に録音してたりするので、逆にマニアの方は要チェックでしょう。クラウン特有の深いエコーと硬質なパキッとした音で別テイクが聞ける本作はかなり聞き応えがありますよ。山田太郎が珍しくノリノリで歌う「戦え!オスパー」はエレキ歌謡の隠れた傑作だし、美樹克彦の「紅三四郎」(カラオケ化熱望!)「男の荒野」もたまらない。それと佐々木梨里の歌う「魔神バンダー」が素晴らしくカッコいい。他の主題歌と違ってお子様合唱団や男性コーラスのお行儀よい歌ではなく、声が裏返っても音程がはずれても勢いとテンションだけで突っ走る彼女のVo.にたまらなく「ロック」を感じてしまう。エレキ歌謡好きな方には同シリーズの「青春歌謡ゴーゴー」の2枚もオススメ! |
Magical Dreamer/この空にちかって |
本作は、NHKで1992〜1993年に放送されたTVアニメ『ヤダモン』のオープニング曲とエンディング曲をカップリングしたLINDBERGの通算12枚目のシングル。
今ではめずらしくもないけれど、TVアニメのOP・EDを、実際に活躍しているロックバンドが演奏するというスタイルは、本作を嚆矢とするらしく、なるほど確かに、当時としては画期的な試みだったような気がする。 軽快なOPの「Magical Dreamer」は希望と不安で一杯の若者の心をよく表しているし、ループとレゲエ調(?)のアレンジが印象的なED「この空にちかって」は、低年齢層の子供向けに作られた本アニメにはそぐわないほどの愁いを含んだ歌詞であり、いずれもアニメから独立したポップスとして十分に成立する曲である。 しかし、この2曲が本当に凄いのは、アニメの曲としてもバッチリはまっているということである。特に、アニメを“すべて見終えた人”は、それがより強く感じられるんじゃないかと、最近になってやっと発売された完全版DVD-BOXを見て、あらためて思った。 具体的に言えば、OPはジャンの気持ちを、EDはヤダモンの気持ちを表した曲となっているのである(もちろんこれは憶測ですが)。あまり話すとネタバレするので控えるけど、これが最初から計算の上に作られていたとするならちょっと驚愕。いやはや、アニメといい曲といい、NHKはすげえモンを放送してたんだなぁ、と今さらながらに感心。 “ほほえむ瞳の奥にうつる 隠しているあなたの痛み 聞かせてほしい” アニメとあわせて、超おすすめ。特にあまり目立つことのないEDが素晴らしすぎる。ちなみにアルバムに収録されているのは、アニメ版とは違うアレンジなので要注意。特にこの2曲に関しては、シングルVer.の方がアレンジがよいので、見つけたら迷わず買いですよ。 |
ヤダモン DVD-BOX 2 |
後編に突入し闇の魔女キラが登場します。 とってもシリアスな展開になり 前編の明るい雰囲気がぶっ飛んじゃいます。 見た感じ地味で大人しそうなキラですが怖いですよ〜 |
ヤダモン DVD-BOX 1 |
ヤダモンが見たくて、毎日走って帰っていた日々を思い出します。 マナティおぱさんが好きだった。クリーチャーアイランドにわくわくした。 なにより、天真爛漫なヤダモンと、それに振り回されながらもちゃんと受け止めて見守る大人達の関係が子ども心に響きました。 「あなたもヤダモンのように、ちゃんと愛されているんだよ」、と語りかけられているような10分間は、毎日の私の宝物でした。 おかえり、ヤダモン。 あなたは昔とちっとも変わらないけれど、私はもう大人の立場。 ジャンパパやジャンママのように、あなたを守り慈しむことができる大人であれたらいいと、せつなく願います。 |
ヤダモン (CR COMICS) |
ヤダモンのコミックスの新装版でテレビとは、違ったストーリーが展開します。アニメでは登場しなかったキャラクターもでているので読んでみるといいです。コミックスのカバーがSUEZENさんの描き下ろしでイラストがとっても綺麗です。新キャラの黒ヤダモンとヤダモンとのやりとりが面白かったのでコミックス版とDVDを一緒に見るのも良し。 |
やだもんわるもの (あらんじあろんぞこどもえほん) |
悪い本を知らない人でも、絵本として楽しめる内容だと思いますよ。 |