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戦場のメリークリスマス [VHS]
 若き日の美しきデビット・ボウイや坂本龍一、ビートたけしが見られます。
内容もなかなか深く、大島渚の美意識が伝わってきます。デビット・ボウイが坂本龍一にキスするシーンやデビット・ボウイが首まで埋められるシーン等
が有名。
ビートたけしがクリスマスの日に「メリークリスマス」と連呼しているシーンで笑われた事がきっかけで、芸人として笑われるのではなく笑わせなければいけないと改めて思ったとか…
なかなか面白いです。

 

戦場のメリークリスマス [VHS]
一番好きな映画は何かと聞かれたら、真っ先に「戦メリ!」と言います。
もとはテーマ曲が大好きで(CDのレヴューも書きました)、映画をずっと見たいと思っていました。

やっと観たのは高校2年生のとき。
観たその晩から一週間、結末を思い出しては泣いていました。
悲しいとか、残酷とか、そんな簡単な言葉では言い表せない何かを感じたのです。
戦争という状況のもとで、東洋と西洋の美意識・文化が、
激しくぶつかっていきます。
そしてお互いの心が通じ合ったのは、死を前にした時だった…
なぜ、彼らは笑いあうことができなかったのだろう。
なぜ、もっと分かり合うことが出来なかったのだろう…

あの美しいメロディーが、ますます心に染みて、
一生忘れられない作品となりました。
DVDも出ているので、今度はそちらも買うつもりです。


 

戦場のメリークリスマス [VHS]
 坂本龍一の音楽と共に、私が愛してやまない映画である。−−この映画の冒頭で、ジョニー大倉が演じる朝鮮人軍属が、日本人のハラ軍曹(ビートたけし)に、捕虜との不祥事を理由に切腹を命じられ、切腹が行なはれるエピソードが有る。ここに有るのは、この映画の隠れたテーマである「朝鮮」に他成らない。大島渚監督は、「朝鮮」を意識し続けて来た映画人であるが、この映画のこの箇所の意味は深いと、私は、思ふ。

(西岡昌紀・内科医/3.1運動の記念日に)

 

戦場のメリー・クリスマス
 このサントラが発表された1982年当時、このあまりにも印象的なメロディーのすぐ側には、まだ市民権を得たばかりのコムデギャルソンがあり、今はなきセゾングループのワクワクするような広告たちがあり、毎号街の空気を塗り替えていったマガジンハウスの雑誌があり、毎週テレビから飛び出す流行語がありました。そんな80年代初頭の空気の中にあって、誰よりもユニークでいたい、誰よりもトンガッていたいと願った若者には、「戦メリ」はきっと応援歌だったはずです。みな教授のようになりたいと願い、明日を追いかけていったものです。
 中学時代、少ないお小遣いを持って観に行った「戦メリ」の冒頭で流れた、この忘れられないメロディ。以来、遡ってYMOを追体験した僕には、教授初体験のメロディです。今でもこのメロディが、僕の感性の原風景です。

 

STARTING POINT
最近のアルバムから聞き始めた私ですが、このデビューアルバムは聞くほどによさがジワジワくる曲ばかりです。ギターの美しいメロディラインがとてもよく出ていて、ああ、ここが原点なんだなーと感じます。「初恋」はコータローさんの恋はこんなに辛かったの〜と心配するほど胸の痛くなる曲です。

 

Christmas Album
レビューを見て購入しました。クリスマスアルバムは結構持っていますが、シーズンしか聞かないと思いつつどうしても他に目移りしてしまいます。このアルバムはクリスマスオンリーという感じではなく、ハープの音色に穏やかなメロディーを載せて聞かせてくれる。最後の曲までにうとうとしてしまいます。一人、ゆっくりワインなど飲みながらでも凄く素敵な夜になります。ただ・・・もう少し曲数が多いと良かったかな?

 

戦場のメリークリスマス [DVD]
 この映画の撮影が始まった時、監督の大島渚監督が、「ジャン・ルノワール監督の『大いなる幻影』の様な映画を撮りたい」と言って居た事を覚えて居る。(『大いなる幻影』は、ジャン・ルノワール監督が、第一次世界大戦中、ドイツの捕虜と成ったフランス兵達の人間模様を描いたフランス映画の名作である。)その『大いなる幻影』の最後で、脱走した二人のフランス兵が、こんな会話を交わす場面が有る。−−「この戦争が、最後の戦争に成るかな?」「お前の幻想だよ!」−−『大いなる幻影』と言ふ題名は、この会話から取られた物である。
 この作品が、『大いなる幻影』に並ぶ作品と成ったかどうか、観る人の意見は分かれるだろう。しかし、少なくとも、あのラスト・シーンだけは−−ハラ軍曹(ビートたけし)の顔が大写しにされるあの場面だけは、−−『大いなる幻影』のラスト・シーンに十分匹敵する場面に成って居ると、私は思ふ。

(西岡昌紀・内科医/61回目の終戦記念日に)

 

戦場のメリークリスマス [DVD]
この「戦場のメリークリスマス」は私が中学生の時にみた記憶がある。当時は坂本龍一の音楽への関心から足を映画館に運んだのだが、熱帯の重たい空気感とフィルムの色彩、音楽の美しさが印象的であった。ほぼ20年経過した今、改めて観直してみたが、多分に今日的な主題を持つ映画であると感じた。
本作は太平洋戦争末期における熱帯の島の捕虜収容所という閉鎖的な環境が舞台だが、そこでは過酷な戦争という環境において異なる文化的価値観(例えば、西洋と日本、キリスト教と国家神道、それらを背景としたセリアズの「罪」の意識とヨノイの「恥」の意識)を持った人々との対峙と葛藤が描かれている。この映画が優れているのは、その音楽や映像の美しさに加え、悲しい結果にもかかわらず異文化への理解を予感させるエンディングとなっている点であり、それを男女の愛情という月並みな枠組みに落とし込むのでなく、「文化の異質さと受容そのもの」を純粋に浮上させんがために、逆説的に戦争という価値観がぶつかりあうリアルな場とホモセクシャルな同性同士の交流が選択されたのではないかとさえ思える。この互いが異なる文化に立脚していても、それでも理解と受容は可能なのだというテーマはまさに今日的だ。
現在、日本では太平洋戦争時の映画が数多く制作されるようになっているが、同様に戦時中が舞台となっている「戦場のメリークリスマス」との質や内容の隔たりはどうであろう。昨今の戦争映画にお決まりの「愛するモノの為に死す」という構図の陳腐さについてはコメントしようもないが、問題なのはそういった構図の映画を受容する現在の日本の文化状況だ。その傾向に不安を感じるのは私だけではないだろう。おそらく現在、必要なのは「同質の文化」の称揚ではなく、まさに、本作「戦場のメリークリスマス」で描かれているような「異なる文化」へのまなざしと受容であるというのに。

 

戦場のメリークリスマス [DVD]
本作は1942年のインドネシア、日本軍の捕虜収容所における日英軍人の、
友情や衝突といった内面の交流を描いた作品であり、
私は坂本龍一の著名なテーマ・ソングのルーツを知りたくて拝見しました。

物語は、ローレンス中佐(トム・コンティ)とハラ軍曹(ビートたけし)、
セリアズ少佐(デヴィット・ボウイ)とヨノイ大尉(坂本)の2組の軍人に焦点を当て、
国を背負いつつ個人としての葛藤も内に秘めた彼らの交流を、
たまに穏やかに、そして大半は、
(誇張気味な感は否めないものの)残酷に描き出します。
残念ながら、コンティの聞き取りづらい日本語や、
本来役者でない3人の体当たり気味の演技により、
描き出されるべき内面が十分に表に出ていないようにも見受けられます。
もっとも、たけしの印象は強烈であり、ただならぬ存在感は必見です。

もし、戦時下でない現在、4人がめぐり合えたならば…。
ラスト、坂本の素晴らしいテーマ・ソングが流れる中、じわじわと感動が湧き上がりました。
なお、本作は日本軍の蛮行を描いた自虐的な作品だ、みたいな批判は当たらないと思います。
そもそも外国人の手になる原作に基づくのであるし、
第一、監督は戦争を越えた人間同士の交流を描きたかったに違いないと思うからです。
始め浮いている感のあったセリアズの回想シーンの挿入にも、
そのような意図が表れていると考えます。

 

USBクリスマスツリー「線上のメリークリスマスIII」
話題性につられて買ってみました。
確かに3代目?ということで改良されているのだと思います。ただ、音が大きめなので山下達郎の「クリスマス・イブ」がBGM的に聞こえるというイメージからは遠いです・・・。

家庭用というよりは、たとえば会社の受け付けとかお店のレジそばに置くなど、あまり静か過ぎないところに設置するというが正しいのでしょう。


 

ピアノピース 坂本龍一 戦場のメリークリスマス (ピアノ・ピース)
「戦場のメリークリスマス」はとてもいい曲です。
この本はとても見やすくてよかったです。
この曲は結構簡単に弾ける曲でした。私も頑張って練習したので1ヶ月くらいで弾けるようになりました。なので、この曲を弾いてみたいと思う人はぜひこの本を買って弾いてください。

 

アヴェクピアノ/戦場のメリークリスマス 坂本龍一
りゅうちゃんの楽譜はたくさん出ていますが、今、本人の目が入っているのは「アヴェクピアノ」、「all about BTTB監修:坂本龍一」しかなく、本人の目が入っていないものはアレンジが悪く、せっかく覚えても面白くなくて、残念な思いをします。「戦メリ」を楽しく弾ける譜面はこれしかありません。

 

戦場のメリークリスマス 動画

戦場のメリークリスマスMerry Christmas, Mr.Lawrence エレクトーンおまけ




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