青空の卵@勝手に朗読
![]() 短劇 |
坂木さんの最新作はショートショート集。
初めの作品は非常に爽やかな感じのする作品だったのに、 回を重ねるごとに ブラック、かつ奇妙な、不思議な話が多くなってくる。 ホラーともいえず、ミステリーとも言えず、 なんとも奇妙な不思議な話である。 不気味な感じといったほうが良いかもしれない。 その不気味さに何となく自分の周りを見回してしまう そんな存在感のある小説集でした。 ある意味非常に怖い作品集でした。 |
![]() 先生と僕 |
大学生で恐がり屋の主人公と、大人びた中学生とのほのぼのした感じが良かったです。
探偵に憧れている中学生も、よくある皮肉屋とかではなく、子供らしい素直さも備えた子供だし、お互いを尊重している感じも良かったです。 起きる事件も謎解きも大したことがないですが、二人の凸凹コンビとも言えるやりとりが魅力的☆ 短編連作だったので、読みやすかったです。 児童小説みたいな雰囲気も持ってるので、ティーンにもお勧め☆ |
![]() 夜の光 |
天文部の4人の男女高校生の物語。
それぞれがコードネームを持つスパイ。 相手は自分を追い込むものたち。 それは価値観の押し付けだったり、家族だったり、 孤独だったり、年齢の壁だったり。 そんなものと戦いながら日々過ごす4人のメンバーたちの 熱くも冷ややかかな、 静寂と喧騒の物語。 普段はべったりくっついていないけれど、 一緒にいながら、口を開かなくても 何だか繋がっている、 そんな関係の4人が羨ましくもある。 派手な物語ではない、 静けさが胸に染み入ってくる物語だった。 |