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尻軽女(アバズレ)ブル-ス 桃井かおり




疑惑 [VHS]
野村房太郎監督に「かおりちゃん、おもいっきり、演技やっちゃっていいよ!」て言われて、桃井さん思いっきりやりすぎて、公開当時大不評。彼女、本気で女優やめようと悩んだというイワクつきの傑作!岩下志麻とのからみの演技も強烈すぎます!!今見ても、桃井さんの人間ばなれした悪ホステスぶりに仰天の星五つです。最後のまっしろのスーツを着た岩下志麻に桃井が赤ワインをかけるシーンはあまりにも有名。私はテープが切れるまで鑑賞しました。

 

スワロウテイル【字幕版】 [VHS]
凄く独特な世界を持った作品で、よく作りこまれていると思う。
淡い映像も美しかったし、ノスタルジックある世界観もいい。
三上博史を筆頭に役者の方もいい演技をしていると思う。

しかし、それゆえ、いささか飽和状態な感じ。
あれだけいい役者を揃えているのに、
それぞれの味を出せないまま流されている感を受けた。

もう一つ気になったのは出演者の使う外国語。
あの状況設定だから仕方ないことなのだが、
どうしても日本人の話す外国語というイメージが拭いきれず
途中までついていけなかった。

とはいえ、一見の価値はあり。
あれだけの作品を作り上げることのできる岩井俊二は奇才だと思う。


 

疑惑 [DVD]
 松本清張+野村芳太郎のコンビの作品の中では「砂の器」「張込み」ほどの出来ではないが、標準以上の出来で、佳作のひとつです。なんといっても主役の二人が強烈です。社会の底辺を図太く生きる桃井かおり扮する球磨子と、エリート弁護士の岩下志麻、どちらも観客が感情移入できるような人物ではありませんが、両女優のハイレベルの演技で最後まであきません。脇も柄本明、鹿賀丈史、松村達雄、丹波哲郎、山田五十鈴、三木のり平、蟹江敬三、小林念侍、小沢栄太郎、北林谷栄、仲谷昇などの個性派が固めています。またサイド・ストーリーとして描かれる球磨子対するネガティブ・キャンペーンを張る記者の話がマスコミのあり方の問題を提起しており、こちらも柄本明が熱演しています。

 

武士の一分 [DVD]
 松竹のドル箱だった藤沢周平原作&山田洋次監督作品。「たそがれ清兵衛」のような、親子の情や下級武士の悲しさなど、ラブ・ストーリーを切なく演出する様々なサイド・ストーリーは薄いが、この映画ではそういった脇の要素として「武士の一分」が語られる。なお、英語タイトルは「Love and Honor」という奥行きの無いタイトルなのだが、さすがにこのタイトルは英訳不能だったのだろう。でも、ストーリーの核になる大事な言葉なだけに、この英語タイトルの浅さは北米マーケットでの映画の評価自体にも影響したような気がして残念だ。 

 ストーリーはラスト・シーンなど若干ご都合主義なところがあるが、主役の二人が自然に見せてくれて良い。木村拓哉はいつもの彼の演技だが、これはこれでハマってるので良いことにしよう。壇れいの清廉な演技は、また時代劇で見てみたいと思わせてくれます。宝塚出身だけあって、本格派の女優さんですね。

 

フジテレビ開局50周年記念DVD 熱帯夜
まずは、祝!初ソフト化!
松田優作ファンの方で、この日を心待ちにされていた方も多いのでは?
和製ボニー&クライドとして括られるこの作品、内容詳細等は優作関連サイト等をご参照頂くとして、ここでは私なりの本作品の「見どころ」を紹介させていただきます。

●松田優作&桃井かおり、2作目にして最後の共演作品
同じ文学座に席を置き、無名時代からの盟友であった二人の、貴重な共演作品のひとつです。共演第一作、向田邦子原作の『春が来た』では、役作りの上で対立・確執があったとされていた二人ですが、撮影に入るまでに和解、そんな背景を感じさせないくらいの息の合った演技を披露、かつ、役者同士として火花を散らしていました。そして、時を経て
本作品へ。二人の「息の合いっぷり」は前作よりもさらに自然に、洗練された印象を受けました。畏友と呼んでも差し支えない位の、二人の役者としての「間合い」を感じながら鑑賞するのも良いかと思います。
※2作目とは、主役共演という部分で括らせていただきました。二人はこの他にも『ホーム スイート ホーム』(1982年)という連ドラの内の数話で共演を果たしています。

●「昭和」を彩った、キラ星のような挿入曲の数々
『時には母のない子のように』、『川は流れる』、『フランシーヌの場合』、『青春時代』、『昭和枯れすすき』等、昭和歌謡の名曲が、それぞれ印象的なシーンに重ねて用いられています。また、レコード・CD化されなかった宇崎竜童による主題曲、象徴的に使われた劇中オリジナル曲の『熱帯夜』、『海辺の蛍』、『夢からの挨拶』も含めると、名曲・佳曲のオン・パレード!といった感じです。

●脇役の演技にも注目!
この作品を印象的なものに創り上げたのは、優作&かおりの演技だけではありません!脇を固める役者も素晴らしい!岸部一徳、せんだみつお、熊谷真実、ケーシー高峰、おすぎ&ピーコ等、それぞれ役にハマった演技を見せてくれます。また、端役(失礼!)の方達の演技も要注目!例えば、犯罪・逃避行を続ける英二達が湖畔でキャンプしているシーンに登場するお巡りさんとか、本物?と思ってしまう位の、自然な演技をしています。

長々と駄文を連ねてしまいましたが、このドラマは、優作ファンの方はもちろん、それ以外の方にも是非観て頂きたいです。上手くは言えませんが、昨今のドラマにはあまり見あたらない、血の通った何かを再見して頂けるのではないかと思います。
私はアクションから日常の演技へと軸足を変えつつある、若き日の優作の姿を再び観ることが出来るという思いですでに満腹状態。

 

チャコールグレイの肖像
待ちに待ったジュリーの過去のアルバムの再々復刻。ジュリーの過去に再販されたアルバムCDは入手が難しくオークションでとんでもない値がついたりしていた。これを機会により多くの人にジュリーの素晴らしさを知ってもらう事ができるのは嬉しい。

1976年作。ジュリーが28歳の頃である。

CDをかけてみると、まず圧倒されるのがジュリーの声の美しさである。若いが、艶があり、憂いを含んだ美声。これはもう正に天性のものとしか言いようがない。

このアルバムは全曲沢田研二が作曲を携わっている。私は沢田研二の作曲する曲が大好きである。しかし個人的に、彼の作曲の才能が開花したのは彼が30を過ぎてからだと思っていた。このアルバムはそんな私の認識をことごとく裏切ってくれた嬉しい作品であった。

彼ほど人気があった大スターが作詞や作曲を手がける時、人気と言う勢いに乗って「やってしまった」というか、結果的に自己満足なものになってしまう事が多いように思われる。しかし、このアルバムは、自分の声の魅力を知り尽くしている歌い手がいかに自分の声の魅力を余すところなく発揮できるように作られた曲でちりばめられている。

私のお気に入りは超!名作!!の「夜の河を渡る前に」。この曲は是非ライブで聞きたい、派手だけど骨太なロックの名曲である。でもヘビーなロックだけではなく、美しいバラードも収録されており、いろいろなジュリーの素晴らしい要素が含まれた、聞き応えのある1枚である。

沢田研二の、歌手としての、だけでなくクリエイターとしての才能を満喫できる一枚。もっとこの作品に早く出会っていたかった。


 

momo-i quality~ベスト・オブ・モモーイ~
インディーズで手に入りにくかった桃井はるこの曲も、ようやくアルバムで聞けるようになったのは嬉しい限り。
だが、残念ながら『ベスト盤』と言う事で、すべて新録という訳ではないらしい。曲によって録音状態の善し悪しが分かれる。『mebiusring』はインディーズ盤に収録した自主録音そのままらしく、他の曲とは明らかに音質レベルが違う。『贖罪のラプソディー』はコーラス部分の歪みが改善されないまま収録されている。
新録されたアルバムオリジナルアレンジの『LOVE.EXE』は、『いかにもエイベックス』なアレンジだが、原曲もトランス全開なのであまり変わった気がしない。
せっかくの初アルバムなんだから、もう少し気合いを入れても良かったのではないだろうか?

 

アニソンマガジンVol.2 (洋泉社MOOK) (洋泉社MOOK)
この本は、今まで眼中になかったのですが、なんと今回『菅野よう子のつくる世界』というタイトルで、菅野よう子が特集されるのです。今まで菅野よう子について特集する本なんてなかったはずです。ファンなら是非買うべきです!この号を買い逃すな!

 

賢いオッパイ (集英社be文庫)
自分はこの先どうしよう。。この先幸せになれるのかしら?と思っている方必読です。大人になるにつれて世間のルールに知らず知らずのかっていて、たまに苦しくなりませんか?そんな人への応援です。

自分の人生は自分のものでしかなく、知らぬ間にうまく年を重ねていくものだと。。。生きていくことに、毎日を過ごすのにすごく当たり前のことを教えてくれる一冊です。


 

桃井かおり 動画


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