孤独のグルメ
孤独のグルメ 【新装版】 |
だいぶ昔、扶桑社の雑誌『SPA』に
月刊の別冊があった。 (雑誌名は失念。『PANJA』だったかな?。現在はもちろん廃刊。) そこで連載されていた 久住昌之/谷口ジローのコンビによるマンガがこの『孤独のグルメ』。 大人の男が一人で行動している時に 何を食うべきか? 何を食えばサマになるか? という実はとてつもなく難しいテーマを 大まじめに描いた傑作!! 久住昌之さんの独自の視点を 谷口ジローさんの緻密な絵で表現するのだから これはもうたまらない。 人は孤独でなおかつ空腹な時こそ 真の意味で自由になれるのだ。 連載も毎回夢中で読み、コミックスも購入。 今も時々折にふれて読み返す。 先日、この『孤独のグルメ』に新装版が出たことを知って ちょっと躊躇したが、思い切って購入。 何しろ、新装版ではがっかりすることが多いので。 でもこれに関しては大正解!。 新装版を買ってホントに良かった。 もちろん、初めて読む方にも激しくおすすめする。 |
野武士のグルメ |
なんでこの人は、
こんな何気ないテーマで、 ここまで読む者を引き付けられるんだろう。 ボタモチで涙腺がゆるみ、 アジの開きで郷愁が込み上げてくるなんて。 料理の善し悪しって、味だけじゃないんだなって、 そこに自分自身の何かを投影し、何かを見出す。 そんな食事の仕方を教えてもらえたような気がしました。 先入観は置いといて、無心に読んでほしい。 文句無し、食のバイブルです。 |
孤独のグルメ (扶桑社文庫) |
独身のサラリーマンがご飯を食べに行ってそこで遭遇するいろいろなことをただなんとなく書いているだけです。
レビューがよかったので、読んでみましたが、私は何度も読み返したくはなりませんでした。 なんの主義や主張もない、ただまったりとご飯を食べる。 でも、こんな時間が忙しい人にとって大切な時間なのかもしれませんね。 一話一話が8ページの読みきりなので、時間のない人の細切れの時間に読むにはうってつけです。 |