絢香 ソンソン♪♪
カプコン・ゲーム・ミュージック |
当時実際プレイしていた人間には、高難易度と共に脳に焼き付いて いるBGMばかりですね。特に「闘いの挽歌」のタイトルにふさわしい 哀愁と勇壮を感じさせるBGM、暗いイメージのゲームセンターにあっ て、明るくPOPな感覚を感じさせた「ソンソン」(内容は熱いシュー ティングですけど)。「エグゼドエグゼス」も(ファミコン版のアレなデ キでトラウマになってる人もいるみたいですが)音楽は緊張感を適度に 演出してて良作です。佳作ぞろいでこれは買いです!!! |
力道山 デラックス・コレクターズ・エディション [DVD] |
かつて日本のプロレスが持っていた魅力を一言で言うと、社会の表通りをうまく歩めなかった男たちのコンプレックスに満ちた情念がリング上で発散され、やがてマーシャル・アーツを超えた人間ドラマへと昇華されていたところにあったのだろうと思います。
肩を壊したために巨人を退団せざるをえなくなった元プロ野球投手のジャイアント馬場さんと、毎日を農場での重労働に明け暮れていたブラジル移民青年のアントニオ猪木さん。彼らは社会に対して何らかのコンプレックスを持ち、それをエネルギーに変えて闘いを挑むことで観客の共感を得ていたわけですが、そうしたスタイルのルーツは日本プロレスの始祖・力道山にありました。 朝鮮出身の力士だった力道山は、相撲部屋での陰湿な苛めを乗り越えて関脇になるものの、日本人ではないという理由から大関昇進が認められませんでした。夢を失って自暴自棄になっていた青年が出合ったのが、人種も民族も関係なく自由に暴れられる「プロレス」というリングだったのです。 アメリカでの単身武者修行を終えて帰国した力道山は日本プロレス協会を発足させますが、得意の空手チョップで大きな体躯をした外人レスラーをなぎ倒す彼の姿は戦後の荒廃期にあった日本人に夢と希望を与え、力道山は街頭テレビ時代の国民的英雄となります。当時の日本人に自尊心を取り戻させたという意味において、力道山の功績は非常に大きなものだったでしょう。 しかし、様々なコンプレックスを抱えた力道山の内面には、かつて朝鮮の故郷の村で家族と共に過ごした「普通に笑って暮らせる日々」への憧憬と、それを日本で実現するための過剰なまでの上昇志向が混在していました。やがて、そのことが彼を何かに憑かれたような、独善的で人間不信の孤独な男にしていきます。 力道山役を務めたソル・ギョングさんはこの役のために30キロも体重を増やしたそうですが、それにも関わらずプロレスの激しい動きを体得したのも立派ならば、日本語での演技をやり遂げたのも見事でした。また、脇を固めた藤竜也、萩原聖人、中谷美紀さんたちの演技もよかったですし、武藤敬司、船木誠勝、橋本真也さんら、レスラーたちの想定外の好演にも拍手を送りたいです。 日韓合作でこのような映画が作られたことは素晴らしいことですし、かなり見応えのある作品に仕上がっています。ただし、中谷美紀さんが演じた力道山の妻・綾は力道山の三人目の内縁の妻がモチーフであったり、当時の日本プロレスの主力だった吉村道明、豊登や、力道山の重要な弟子であった馬場、猪木、また力道山の息子である百田義浩・光雄兄弟らが登場しないなど、映画のストーリーが必ずしも史実通りでないことは認識しておく方がよいでしょう。 |
力道山 [Blu-ray] |
力道山という人は、私が物心付いたくらいの時に亡くなっていますから、当然、私は、その現役時代を知りません。
彼が、相撲取り出身の在日朝鮮人だということも、後年、知りました。 で、多分にフィクションが入っていたとはいえ、全体に良くできた映画だと思います。 まず、力道山が所属した当時の相撲部屋というのは、とんでもない環境だったんだと。 まあ、考えてみれば、元来が、食えない農家の口減らし的な要素も大きかったんでしょうからね・・・。 次に、終戦から間もない時期に、「大きなアメリカ人を投げ飛ばすことが出来る日本人」に対して観衆が持った想いというものがよく伝わってきました。 特に、リングサイドにいる老人が力道山を見ながら、両手を合わせて拝んでいるシーンには、思わず、不覚にも落涙仕り候・・・でしたね。 一方で、力道山は、相撲を辞めて、プロレスの草分けになるわけですが、当時の興業をとり仕切っていた暴力団とのことも、色々と描かれていました。 力道山も、プロレスという興業を始めるに当たっては、元手があるわけでもないし、銀行が貸してくれるわけでもない以上、否応なく、彼らの協力を仰がなければならなかったのでしょうが、そうなると、引き換えに八百長行為を要請されることになる・・・。 劇中では、それに従うことを良しとしない力道山が、徐々に興業から排除されつつあったところで不慮の死を得たように描かれていましたが、でも、このプロモーター側の考えも、ある程度は、わからないではないんですよ。 観客が求めている物、観客の嗜好を知っているのは、選手よりも、収益面を見ている興行主であることが多いわけですから。 ただ、惜しむらくは、当時、誰も力道山のことを日本人だと信じて疑わなかったわけですから、この映画も、もう少し、日本語が流暢な役者でも良かったのではないかと思います。 |
子々孫々に語りつぎたい日本の歴史 |
月刊致知の読者であれば、レギュラー執筆陣としておなじみのお二人。
中条高徳先生、渡辺昇一先生。 本来の意味での「愛国心」をお持ちの二人が、日本の歴史について対談をするとどうなるか。 近代史を学校で教わって来なかった我々の世代に、日本とは素晴らしい国なのだと認識させてくれる素晴らしい本が出来上がる。 敗戦、講和条約、東京裁判、靖国。 様々なテーマにわたって、二人の話はまさしく快刀乱麻。 なるほど、そういうことだったのかと膝を打つ内容が端から端までぎっしり詰まっている。 特にA級、BC級戦犯とは刑の重さによる区分ではなく、あくまで職務上の区分であったことなどは、ほとんどの方は知らないのではないだろうか。 昭和27年の国会においては、社会党の代議士により請願書が出され、戦争犯罪人は赦免されている。 ご遺族には恩給も支給されている。 よって日本国内においては、戦犯はその時点から既に存在しない。 故に、A級戦犯ながら大臣になった方もおられる。 そして、サンフランシスコ講和条約の第11条では戦犯に対し「この判決に関係する国一つないし二つの国が日本政府の申し出にOKと言えば赦免しても良い」とはっきり書いてある。 当時、12カ国が同意した以上、国際的にも戦犯は既に存在しない。 では昨今の靖国に絡んだA級戦犯騒動は何なのだ。 今では、GHQが巧妙に日本の加害者意識を植え付けてきたことが明らかになりつつある。 たとえば、こんなことまでしている。 A級戦犯を捕縛した日は、昭和天皇の誕生日。 東京裁判の軍事法廷は陸軍士官学校の講堂。 A級戦犯の刑を執行したのは、今上天皇の誕生日。 日本人に対するダメージを周到にはかっていたのだ。 |
中国近世の性愛―耽美と逸楽の王国 |
明~清代の爛熟した世相を如実に表した快楽至上主義を謳歌していた中華帝国の性愛に関する興味深い本です。 とりわけ、男色つまり男性同士の愛の営みを記した章が充実していて本書の価値を高めています。 今日の共産化された中国からは、とうてい想像もつかないほど「洗練された文明社会」が彼の地にもあった事実が、よく理解出来るオススメの一冊です。 |
カプコンジェネレーション第3集 ~ここに歴史はじまる~ カプコレ |
このゲームは滅茶苦茶思い入れがあり特にエグゼドエグゼスをやりたくて 購入しました。 最初は下手糞で50万点越えるのにひーひーと言うありさまでしたが、 ある時突然130万点を超え最終的に173万点までワンコインで到達 SONSONもひげ丸も上手くなり素晴らしい体験でした。 |