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上岡龍太郎いいとも初出演




PONK!!
最初は、結構軽いアルバムだな、なんて思うのですが、何度か聞いてみると、その奥深さがわかってきます。

このアルバム誕生の背景にある、デーモン小暮閣下のスキャンダル等々、鑑みて聞いてみる。そうすると、私たちの毎日にある、ちょっとした寂しさや悲しみに通じるところがあり、そんなセンチメンタルな部分を、あえて表現した彼らは、あたかも「善人風」である。

さすがは聖飢魔Ⅱ!それでも、やっぱり悪魔だと言い切るのだ!!
もしかして、そうやって隙間に入り込んでくるのかも・・・!
(そして、あなたもファンになる?!)


 

DANCE
本人のサイトのディスコグラフィーによれば、「Voice of ~」までの所属レーヴェルが音楽業界から撤退、「失業者」となったエポは既に録音済だったこの作品を持って夏の暑い日々、各レコード会社に売り込みにいったという(嘘みたいな話!)

その時の写真がジャケットに使われている.....というのはうそ!それにしても「兵隊さんが泣いた」「SANCTUARY」「苦きは言葉の毒なり」「DANCE」など、ポップスには重めテーマを持ち込みつつも直接的で前作・前々作のような拡がりが感じられないのが残念なところ。そしてこれらの曲が不必要にディープな印象を与えてる気がするな。(エポのメッセージに対してこういう評論めいたこといってるのもなんなんですけどね)

むしろここでは爽やかな「いとしなみだ」「希望のバスに乗って」なんかをオススメしたい。1曲目「Friends」も「遠い窓近い窓」に続く強力な郷愁シリーズ。当初UVA収録の「星の舟歌」を連想したが....Wica以降のエポ作品中でDANCEだけは夏である。それもアンリルソーのこゆい緑とまあるい月ががふさわしい。


 

探偵!ナイトスクープ Vol.7&8 BOX [DVD]
今回発売されたDVDの中で1番のお勧めは、この巻に収録されている「天才競艇少年あらわる」です。3〜6才位の男の子をお持ちのお父さん、お母さんに是非見てもらいたいです。
講師の話を聞いている時の魁くんの目の輝きがとても印象的で、最後は爽やかな感動があります。魁くんが今どうしているのかとても気になります。

 

探偵!ナイトスクープ Vol.5&6 BOX [DVD]
関西人なら、金曜の夜は「探偵ナイトスクープ」見なきゃでしょ!!
視聴者から寄せられた素朴な疑問や叶えたい願望などの依頼を、芸人扮する探偵達が解決に奔走する、人気長寿番組。
もう、二十歳を超えるなんて、ほんとにすごい!!

毎回、テレビの前で、大笑いしながら見ています。
あの、関西独特のノリには、笑わずにいられない何かがあります。
毎回、どんな依頼内容でも、一生懸命解決しようとする探偵達の姿も、調査の過程で出会った町の人達も、皆面白い。
関西人は、皆お笑い芸人か?と思えるぐらいの、ノリですもの。

ただ、このDVDの出し方自体には、もう少し工夫が欲しかったです。
越前谷俵太、ジミー大西、トミーズ雅や清水圭など初期の探偵の活躍がもっと見たいので、
どうせなら、探偵毎に、視聴率の良かった依頼を一本にまとめるとかだったら、良かったのになぁ・・・と。

今回のDVDには、あの「タケモトピアノ」が入ってるから、もう一度みたい方、見そびれた方には、絶対買いでしょう!
あれは、もう不思議でたまらなくて、あれ以来タケモトピアノのCMが流れると、注目してしまいます。いつか、試してみようと思ってるのですけど。

「大阪の家庭には、モロゾフのプリンの入れ物が必ずある!」とか、
「成樹の取り立て屋」シリーズも好きなんだけど、今までのDVDには、収録されてるんでしょうか?
まだであれば、今後に期待。

 

探偵!ナイトスクープ Vol.1&2 BOX [DVD]
爆発卵を越える内容の作品はナイトスクープを含め恐らく永遠に出てこないであろうと思われる。世界中の人に見てもらいたい作品。
星4つは卵以外の作品のラインナップがワタシ好みでなかったため。

 

引退―嫌われ者の美学
関西で20代から30代のみなさんは、「探偵ナイトスクープ」を必ず見ていたという青春時代を過したのではないですか?

初代局長の上岡竜太郎はきっぱりと引退し、その後メディアに一切出てきません。この弟子が書いたとされる『引退』であるが、へんくつもの上岡のケジメだったのかもしれない。

何を隠そう10代の頃は毎週欠かさず番組を見て、そして上岡の毒舌にあこがれ、真似たものだった。しかし「愛情のない毒舌」「根拠の無い毒舌」を繰り広げ、人間の厚みが無いままの悪口は格好悪いだけである。

上岡の毒舌の原点。筋金入りのへんくつもの。

素晴らしい!


 

米朝・上岡が語る昭和上方漫才
亡くなった横山ノックさんは、晩年?はともかく、元々は人気漫才トリオ「漫画クラブ」の一員として一世を風靡した人であった。
最近では、2003年に夢路いとしさんも亡くなっている。品の良い、正統派?のしゃべくり漫才師であった。
彼等はいずれも、昭和50年代頃までの上方漫才の中核を担った英才たちであった。

本書は、上述の漫画トリオの一員であった上岡龍太郎、そして上方落語の元老、桂米朝の両氏が(ゲストとして夢路いとし・喜味こいし)、昭和の(末期漫才ブーム以前)上方漫才を語り尽くそうという企画である。

僕がまだ小学生だった頃、週末の昼間の関西のTV番組は、漫才、落語、喜劇のオンパレードであった。
梅田花月、新京極花月、道頓堀角座等々の演芸場からは、さまざまな色あいの(必ずしも華麗とは言えないものも少なからずあったが)笑いの光線が放射されていたのである。
平和ラッパ・日佐丸、上方柳次・柳太、海原お浜・小浜、若井はんじ・けんじ、かしまし娘、宮川左近ショウ、島田洋介・今喜多代・・・・。こうした人々がアブラの乗り切っていた時代で、Wヤングや横山やすし・西川きよし、海原千里・万理なんかが売り出し中の若手たちであった。

本書ではこれらの人々、もしくはそれ以外、エッ?こんなヒトもおったんかいな!的漫才師たちの魅力が、上岡&米朝両氏の絶妙のやりとりによって余すところなく語られている。
そう、両氏のやり取りそのものが、既に上方漫才的であり、語る言葉1つ1つが正しい昭和の上方コトバ、つまり昭和上方文化そのものなのである。

誇り高き関西人よ、本書を手にして自らの文化の底流を再認識すべし!!!

 

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