小説 さくら前線 ~君だけの天使になる~ |
私かかねがねこの作者の作品については生きた愛を描いているとレビューしてきましたが、今回は死が大きなテーマである。
あまりにも狭いコミュニティで次々に起こるトラブルがあまりにも現実離れしているという意見もあるかもしれない。 しかし、それも、日常的な感情の動きも事件だと考えれば、さもあるかもしれない。 結局根底には登場人物の若さからは想像できない深い愛情がある。純粋であるが故におこるすれ違いや、進まない部分。 天使という立場で見える現実や逆にそれゆえのもどかしさがいっそう物語りに彩りを添えている。 ここには紛れもない生きた愛の証があるといえるのだろう。今回も名作です。 |
アロハ萌え |
[「通」な方がお読みになると、ばかばかしいと感じることがありますのでご注意ください]
という帯に爆笑し、思わず買ってしまいましたが、 大当たりでした。 この作者の作品はいろいろ読んできましたが、 これが一番だと思いました。 「ハワイ好き」の気持ちを表したエッセイはなかなかないと思います。 近々にハワイに行くことにしました☆ |
結婚できない男 |
ドラマの後半から嵌ってしまい、DVDも買って全編見直したい気持ちで思い余って、“12月の発売を待つ間、この本で「復習」していよう、信介目線で描かれているようだから、新鮮な発見もありそう‥!”と思って買ったのですが、私はダメでした‥。
最大の理由は、ノベライズした方の「信介」観と、ドラマで俳優さんが演じた信介を見ていた私の「信介」観が違う、というか、結んでいる人物像にズレを感じたから、です‥。(ですからあくまでも個人的主観なので、星は3つとしました。) 実際内容的にも、ドラマとは異なる部分もあるのですが、それは、色々な制約もあったかと思うので、許容範囲だと思います。ただ上に書いた理由で、どうしても私には違和感が残りました。 あまり前向きなコメントでなく、気が引けるのですが、これから読もうか‥と思っている人に、また読んだ後、同じような違和感を感じている人に、1つの意見として参考になれば、と思って投稿させていただきました。 |