ミッション:インポッシブル2 |
このアルバムは、ほとんど全体的にヘヴィロックで占められているのだが、一言にヘヴィといっても色々なヘヴィさを提示できる個性的なアーティストがそろっている。 メタリカ、リンプは、説明不要のかっこよさ。それに続くロブ・ゾンビは、このアルバムの中でも最も気を吐いているとも言えよう。フー・ファイターズ&ブライアン・メイの曲では、ブライアン・メイ史上、最もヘヴィなのではないか?と思わせれる貫禄のプレイが聞ける。また、ゴッドスマック、ディフューザー、アパートメント26等の新人から、キッド・ロックまで聞き所が非常に多い。 だが、このアルバムで一番かっちょいいのは、BUCKCHERRY。映画の中でも、彼らの曲の一部が最も使われていたのではないだろうか? デビュー時とは、比較に!ならないくらい骨太のツインギターサウンドになっており、そもそもライブバンドとして定評のある彼らが、「ようやく本領を発揮しだしたか。」と思わせてくれる。頼もしい新人の登場である。 |
ブラック・バタフライ(初回生産限定盤) |
すごく洗練され、まとまりのあるアルバムだと思う。
これを良しとするかは賛否両論があると思う。 1stの頃のような荒削り感が無くなってしまったからである。 しかしジョシュのボーカルは相変わらず個性があり素晴らしく、キース、スティービー、ジミー、イグザビエルの演奏に関しても申し分ない。楽曲はキャッチーであり、3rdの流れを汲んだ新生バックチェリーの音だと思う。 ただ、キースとの共同プロデューサーであるマーティ・フレデリクセンの色が出すぎてしまっている楽曲もある。5曲目の"Talk to Me"のブリッジ〜サビなどは顕著だと個人的には思う。 7曲目の"Don't Go Away"は前作の"Sorry"に雰囲気が似ていて、シングルカットすればアメリカでは売れそうな気がする。 1stの荒削り感が好きな人にはちょっと物足りないと思うかもかもしれないが、バックチェリー節は随所に散りばめられていてとても良いアルバムだと思う。 3曲目の"Too Drunk"でジミヘンの"Hey Joe"や"Purple Haze"のフレーズを拝借しているところはどこか微笑ましい。 彼らが演奏を楽しんでいるという証拠か。 個人的には彼らの成長を歓迎し、今後も見守っていきたいと思う。 アルバムのタイトルは「Black Butterfly」でジャケットも黒蝶だが、一部にスカルを模しているのも彼ららしい。 ライヴは相変わらずエネルギッシュなものであるはずだから、とても楽しみ! |
Buckcherry |
ストレートなロックンロールで聴きやすいです。 HANOI ROCKSとか好きな人はきっと気に入ると思います。 |
BURRN ! (バーン) 2008年 07月号 [雑誌] |
76〜77ページ参照、フロリダ州マイアミから新たな期待の新人バンドが出ました。名はBLACK TIDE。 メンバーの平均年齢は14〜19とまるで今も現役のスラッシュ・メタルバンド、DEATH ANGELの様です。 曲の方は未だ聞いたことがないのですが、未だデビューしたばかりだというのに今年のラウド・パークに来日したのだからこれから期待できますね。 |