![]() みんなのテレビ・ジェネレーション アニメ歌年鑑1984 |
このシリーズは、ポニーキャニオン、コロムビア、ビクターのコラボであるからして、主題歌についてはほぼ全てCD化しているコロムビア以外の2社に期待がかかる。
で、1984年。「GU-GUガンモ」のED「ヒョコポン関係」、「ふたり鷹」のOP・ED、「レンズマン」のOP・EDの5曲が初CD化だろう。できれば、比較的手に入りやすい「ペルシャ」の2曲をではなく、同じビクターの「らんぽう」のOP・ED(ともに名曲。坂本千夏のシャウトと東郷昌和の職人技が光る)を入れたら、もっと良くなったはずだ。まあ、でも及第点。鈴木雄大の隠れた名曲「パラダイス」も聴けることだし、今後に期待する意味を込めて星は5つ! 付け足し。「機甲界ガリアン」OP・EDも入っていればみんな泣いて喜ぶのにね・・・。 |
![]() Myこれ!チョイス 08 涙☆GIRL+シングルコレクション |
1983年3月21日「いつも片想い」でヤマハ第一号アイドル歌手としてデビューを飾った
小林千絵のファーストアルバム「涙☆GIRL」がついにCD化!!このアルバム収録曲 は歌手としての将来性、素質などがかんじられ、小林千絵としてこの一枚のみ発売という 貴重な音源です。 特に最後に収録、円広志が書き下ろした「哀愁のページ」。この曲は非常に素晴らしいバラードで歌手・小林千絵としての歌に対しての情熱みたいなものがつたわってきます。 こういうような曲をもっとキャリアを重ねて歌いこんでほしかったなと思いますね。 |
![]() 日本アニメーション 世界名作劇場 主題歌・挿入歌大全集 II |
やまがたすみこさんが歌う南の虹のルーシーの挿入歌「いつか大人に」の待望の初CD化です。オープニングの「虹になりたい」が収録されたCDは数多くありました。その出来の良さに感動し、挿入歌「いつか大人に」も聞いてみたいと思った人は多いと思います。実際、「いつか大人に」は名曲で、やまがたすみこさんの「虹になりたい」に感動できる人には是非おすすめです。 これからは、廃盤レコードを入手すべく数万円出してオークションに参加する必要はありません。このような金額で新品のCDを買えるのですから。 |
![]() 牧場の少女カトリ(4) [DVD] |
第四巻でカトリは家畜番なのに奥様を元気にしたということで休みをもらったり、服を作ってもらったり、果てには 羊をひろったりとかなりラッキーです。でも、羊に「シロ」というありきたりな名前をつけ、かわいいでしょ? という辺り、いかにも実際的で堅くて笑っちゃいます。 麻の刈り入れの手伝いで、何度も麻を一纏めにするのに失敗した後、「できた!」と地味に喜んでいる辺り、カトリらしい。 また、カトリは独立運動に携わる青年アッキから勉強する大切さを学び、毎晩毎晩本を読み始めます。 そんな、地味ーな話なんですが、どうしておもしろいんだろう?というのは相変わらずでした。 また、主人公の声優さんはアニメチックなアニメサイドの方らしく、世界名作劇場の中では新鮮で好きです。 風景にも温かみのあった第三巻とは違い、ここから数巻、太陽のほとんど出ない冬に向かって次第に厳しさを見せていきます。 真面目な登場人物たちの描写がリアルに見えます。 |
![]() 牧場の少女カトリ (竹書房文庫―世界名作劇場) |
アニメ『牧場の少女カトリ』で衝撃を受けた人は 物足りなさを感じるかもしれません。 アニメ『カトリ』のいいところは細かい動きを無視しないところです。 そういった細かいことが結構削除されているのは残念でした。 例えば、グニンラおばあさんとの別れが記述されていないのは問題です。 評価できる点は、物語の最後で馬車に揺られながら、 |
![]() 牧場の少女カトリ (絵本アニメ世界名作劇場) |
キッズステーションでたまに放映されるダイジェスト版の絵本化に近いと思う(絵本にはカトリが試験を受けるシーンがある)。ダイジェスト版は省略が行われる。そのためカトリにとって重要なキャラクターであるマルティが登場しない。テレビ放映された『カトリ』を見たことがある人にとってはちょっと不満かもしれない。そのため減点である。 けれどもテレビ放映された『カトリ』を見たことのない人が読む場合、問題はないであろう。『牧場の少女カトリ』は名作の中でも「傑作」だと個人的に思っているので、病院の待合室、幼稚園ないし保育園に置いて損はないと確信する。 |
![]() 牧場の少女カトリ |
世界名作劇場『牧場の少女カトリ』の原作である。 結論を先に述べれば、アニメ版「カトリ」を観た方にとって 原作「カトリ」は拍子抜けするかもしれない。 拍子抜けする理由は二点ほどある。 原作の中の登場する人々たちは人を“大きな冷淡”を持っているように感じた。 アニメ版「カトリ」のような“温かさ”が欠如している。 原作とのアニメとの違いはカトリの努力である。 その“夢”に向かって仕事の合間をぬって必死に読書や算数に励む。 原作が書かれた当時の社会では“結婚”することは女として「当然」と見られていたのであろう。 以上のように原作「カトリ」とアニメ「カトリ」を比較した場合、 原作に対して過度な期待はしないほうが良い。 ・≪余談≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *アニメ版が“優”でありえるのは“偉大な”シベリウスの曲が |