ゴーイング・ホーム [VHS] |
メインのジャクソン・ブラウンはもとより、彼を囲む仲間達(D・ヘンリー、C&N,B・レイットそれに最初から出ずっぱりのD・リンドレー等等)が又素晴しく、どうしてDVDになって再発されないのか、疑問に思うほどです。内容はイーグルスとのライブ映像、アンプラグド、レコーディング風景、それに本人、仲間達のインタビュウです。
今見ると、皆若い。.............当たり前か。 |
ウォーク・ハード ロックへの階段 [DVD] |
「レイ」(レイ・チャールズの伝記映画)と「ウォーク・ザ・ライン」(ジョニー・キャッシュの伝記映画)を見た方はわかると思いますが、この2本はそっくり(「ウォーク〜」がパクった?)です。
主人公が音楽で身を立て成功するのだが、やがてドラッグや乱れた女性関係の末に落ちぶれて、その後、幼少の頃のトラウマ(兄弟の死)を克服することによって復活する、という構成。 「ウォーク・ハード」はその2本を元にした完全なるパロディ映画です。だから、その2本を見ている方にはおすすめ。見てない人が楽しめるかはちょっと疑問です。 ジョン・C・ライリーは野豚のような顔をしていて、その彼がロックスターを真面目な顔で演じているのが面白い。脚本に売れっ子ジャド・アパトーが参加しているだけあって、笑いの質も高いです。 タイトルとパッケージではまったくコメディだとわからないのが減点。せっかく面白いのに。 |
Going Home [DVD] [Import] |
1993年のI'm Aliveで「やっと本来のJackson Browneが帰ってきたな」って思ったよ。1972年 Jamaica Say You Will,1973年 For Everyman 1974年 Farther On,1976年 Your Bright Baby Blues,1977年 Love Needs A Heart など 70'sのあの Laid Back / Surf Music の中に人生を生き抜いていく真実がそこかしこにちりばめられてる。 そんな Jackson Browne の集大成ともいうべき CD I'm Alive と同時期に発売されたのが VHS / LD Going Homeだ 中でも David Lindley とのデュエットでの Farther On のアコースティックバージョンは Only One の極致である特の 20代 / 30代 の人にはぜひ聞いてもらいたい、心洗われる貴重なひと時をどうぞ。 |
The Pretender |
当時の、環境の重さは他の方が書いてくれたとうり。しかし、絶対に見逃せないのがメロディのセンス。月並みな出だしとサビを排除し、もう全編美メロとしか言いようの無いような楽曲。乾いたボードに染み渡るような、たゆたゆような、サウンド。決して性急にならないヴォーカル全てがが素晴らしい。「レイトフォーザスカイ」、「ファースト」もぜひ傾聴してください。 |
レイト・フォー・ザ・スカイ |
近年の地味過ぎる作風のためか、ほとんど忘れ去られたかのような存在ですが、イーグルスのデビュー曲、Take It Easy をグレン・フライと共に書き上げたのはこの人であり、他にも多数の名曲を生み出しています。初期からこの作品の次作、THE PRETENDER くらいまではしみじみと効いてくるいい曲をたくさん生み出し、いわゆる西海岸系の曲のいかにもな部分を担っていた重要なソング・ライターでした。もちろんそれ以降の作品も素晴しいのですが、重苦しい部分が目立ちはじめ個人的には孤独なランナー以降の作品はほとんど聴いていません。初期に当たるこの作品と前述の THE PRETENDER 甲乙を付け難い作品でどちらもお薦めなのですが、広大な景色が思い浮かぶかのような楽曲がより多く詰まったこのアルバムの方が少しだけ抜きん出ていますかね? |