オオカミたちの天国 (フラワーコミックス) |
短編集です。表題作は、転校したての主人公がいきなりのいじめまがいの行為に腹を立てみんなが恐れる生徒会(表紙の♂4)に喧嘩を売ってしまい、生徒会VS主人公の「大鬼ごっ大会」に強制参加させられ・・・という話。その他男よりハンサムな女の子が幼馴染の恋路を邪魔しまくる話や、男性恐怖症の女の子&女性恐怖症の男の子のラブストーリーなど個性的なラブコメばかり。 前作も然り、菊地さんの話はありがちではないストーリばかりで飽きさせずギャグのテンポも良し。何より淡白で、くどくないポップな絵柄が好きです。雑になりがちなギャグ絵まで線がしっかりしてて巧い。男の子はかっこいいし、強くてサバサバしてる女の子が多いのは好感度大。少女漫画にありがちな強烈な乙女志向やドロドロさがないなので貸してみた周りの男の子にも評判高かったです。 |
悩殺ロック少年 1 (1) (フラワーコミックス) |
イーストロボというバンドのとりこになっている主人公と
学校でいじめられっ子である灰谷という男の子のお話。 本屋でみつけ、表紙とインパクトのあるタイトルから即購入。 裏表紙の説明文を読まずに、そのまま読み始めました。 最初の数ページを読んで、少しストーリーが読めてしまいました。 (作者がこれを狙って書いたのかもしれません) イーストロボのボーカル&ギターであるネジという少年に 主人公は惚れていて、ライヴでいつもネジを見つめています。 ストーリーが進んでいくうちに、 ネジと灰谷の関係が明らかになります。 口ピ(くちピアス)が印象的のネジはとてもカッコいいです。 菊地先生の作品は、絵や線の使い方も上手いです。 最新作である「悩殺ロック少年」も個性的なストーリーで 読んでいてとても楽しめると思います。 |
悩殺ロック少年 2 (2) (フラワーコミックス) |
前巻以上に派手な表紙に驚いて買いました。
内容的にはこれまた魅力があり良いです。女心をキュッっとさせてくれますし! というか、ネジは意外と大胆なんですね。アレといいソレといい。 今回、2巻という事でバンドのメンバーの方を交えて欲しかったです。 結局全2巻で終わってしまいましたが、私はもう少し続けて欲しいなぁと感じました。 |