高岡真貴子朗読ライブAct3 スローライフ
明日の記憶 [DVD] |
出演者・監督ともさすがですが、最近、こう言うのって多いなぁと思ってしまう。
映画はみんな白血病か、記憶がなくなってしまう系。 設定だけで泣けるのは間違いないし、「どっかで見たような?」と思ってしまうんだけども。 それがあっても、良かったけども、最後はすごいアッサリなんですね。。。 堤監督の真面目な作品と言うのも意外でした。 |
僕たちの戦争 完全版 [DVD] |
このドラマは素晴らしい。
ただのSPドラマなんかじゃない。 森山未來演じる主人公もいろいろやってくれて、おもしろいのだが 上野樹里が素晴らしかった。 なぜあんなにも色気を出せるのか、なぜあんなにも愛のあるキスができるのか。 上野樹里じゃなかったら、このドラマはここまでおもしろくならなかったな。 現在と過去のタイムスリップは、いかにもって感じでアレなんだけど、 アレはアレで仕方ないか。ラストも海で意識を失って、タイムスリップするという。。。。 でも最後に海から上がってきた彼の顔は非常に良く、 素晴らしいラストとなった。 ただ、ちょっと子供ができたとか、そういうのが軽かったな。 あんな簡単に抱き合って。。。記憶を思い出させようとしてホテルに行くのも。。。 まあ、見ごたえのある、おもしろいドラマでは十分にある。 |
神様からひと言 [DVD] |
決して派手な作品とは言えないが丁寧で質の高いドラマになっていると思う。キャスティングも絶妙でした。 |
押入れのちよ (新潮文庫) |
荻原浩にしては珍しい、というより初の短編集である。
’99年から’04年にかけて各社の小説誌に掲載された8編に、書き下ろし1編を加えた9編からなっている。いずれもホラーのジャンルに属する短編ばかりであるが、そこには生理的に恐怖を訴えるような物語は少なくて、お馴染みの“荻原ワールド”が健在だ。 ラインナップを挙げてみる。 「お母さまのロシアのスープ」―最後の一行に向かうストーリー展開がさすが。 「コール」(書き下ろし)―私が本書で一番好きな作品。見事な叙述ホラー・ミステリー。 「押入れのちよ」(表題作)―本編こそ“萩原テイスト”にあふれた佳作。青年と幽霊との交流が、そこはかとなく哀しくもあり、ほほえましくもある。 「老猫」―これは生理的な恐怖をおぼえる、正真正銘のホラーである。 「殺意のレシピ」、「介護の鬼」、「予期せぬ訪問者」(いずれも『小説すばる』が初出)―ブラック・コメディと言うかなんと言うか、怖いんだけれども笑えてしまう作品。 「木下闇」―クラシックなスタイルの正統派ホラー。 「しんちゃんの自転車」―「押入れのちよ」と根本的には同じようなジャンルの、読み終えてほっと安心する作品。 私は、本書を読み終えて、フジテレビの、タモリが案内役をつとめる『世にも奇妙な物語』を連想した。映像化不可能な作品もあるが、テレビかラジオのドラマにでもなりそうなものばかりだった。 |
ママの狙撃銃 (双葉文庫) |
何かに“奮闘する”人の姿をコメディータッチで描いて、しかも最後にはホロリとさせてくれるのが、デビュー作以来の荻原浩のお得意のパターンである。
ある時は村おこしの青年団員だったり、ある時は暴力団のCIを担当する広告マンだったり、ある時はハードボイルド小説に心酔する探偵だったり、ある時はヤクザの組長の息子を誘拐してしまった若者だったり、ある時は潰れそうなテーマパークを建て直す公務員だったり、またある時は人の言葉が分かる猿(?)だったり。 今回“奮闘する”のは、荻原ワールドでは初登場の、女性主人公である。福田曜子は、41才。結婚14年目でちょっと頼りないがやさしい旦那さんと、愛すべき中学生の娘と幼稚園の息子を持つ2児のママだ。やっと庭付きのマイホームを手に入れて、趣味のガーデニングに余念がない。 そんなある日、かかってきた電話。それは25年ぶりに「仕事」を依頼する男からのものだった。そう、曜子はかつてアメリカで祖父のエドに鍛えられ、一度だけ「仕事」をした経験のあるクウォーターのスナイパーだったのだ。 一度は断るのだが、夫がリストラにあい、さらには友人に騙されるに至ってついに立ち上がる。愛する家族を守り、23年残っている家のローンを払うため、娘をイジメから守るため、ママは“奮闘する”。 『明日の記憶』を知る読者には多少食い足りない作品かもしれないが、ここに、ファンにとっては待ってましたとばかりの、“たっぷり笑えて、しみじみ泣ける”、お馴染みの荻原浩の世界が展開するのである。 |
ちょいな人々 |
ほわっと笑えて楽しくなる短編です。
タイトルにもなっている「ちょいな人々」に出てくるおじさんも、 「ガーデンウォーズ」に出てくるおばさんとおじいさんも、 なんだか憎めない愛すべき人たちばかり。 そんな人たちが繰り広げる日常にほんわかしてきます。 おもちゃメーカーの新製品によって起こる話も、軽いブラックユーモアの ようで、楽しめました。 |