消えたプリンセスのエンディング
消えたプリンセス 1 (1) (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ) |
16世紀イタリア、顔も知らない同盟国の王子との縁組みが決まったマリーナ姫。ところがその輿入れの旅の最中、覇権を争う隣国の君主にさらわれ無理やり結婚させられそうになってしまいます。間一髪のところで傭兵の一団に救出されますが、追っ手がかかってるためそこからは傭兵隊の首領であるヒーローとの「行商人」と「踊り子の情婦」のカップルに変装しての逃避行がはじまります。そのうち二人は惹かれあうようになり・・・。
立ち寄り先の者達や追っ手に怪しまれないよう、お姫様であるヒロインも薄汚れた格好をして客の前で踊ったり歌ったりしなくてはならなくなるところなど、逃避行のくだりはトーリ・フィリップスの「道化師は恋の語りべ」とちょっと似てる感じがします。 |