オープンユアアイズ
オープン・ユア・アイズ [DVD] |
トム・クルーズがこの映画のリメイク版制作を通じて、本作品&リメイク版でヒロイン・ソフィアを演じたペネロペ・クルスと恋仲になったというのは有名な話。主人公のイケメン青年実業家セサール(エドゥアルド・ノリエガ)が、友人の恋人ソフィアに横恋慕。嫉妬の塊となった元カノ・ヌリアにストーカーされたあげく、ドライブ中に無理心中をはかられてしまう。自業自得といえばそれまでだが、自慢のイケメンが世にも醜い鬼面顔に変わってしまったセサールは、現実と夢との境界があいまいになっていく・・・。
『海を飛ぶ夢』では“尊厳死”をテーマに積極的に死を肯定してみせたアレハンドロ・アメナバールが、<心理サスペンス>という本来のフィールドでキレのある演出を見せている。映画を見慣れている人なら、○○人間のCMがTVから流れた時点で本作品のオチがなんとなく読めてしまうかもしれない。しかし、やたらストーリーをひねくり回すプロット重視の作品よりも、(意外性は少なくても)ディテールを丁寧につないだ本作品のような映画の方に個人的には好感が持てるのだ。 直近の『ボルベール』ではフェロモンむんむんの女優にすっかり成熟しきっていたペネロペが、本作品では、まだあどけなさの残る美しい顔+大胆なヌードシーンまでさらけ出し、我々男性ファンを大いに楽しませてくれる特典が付いている。『トータル・リコール』を暗めにしたようなストーリーではあるが、スペイン人監督らしい映像美で彩られているせいか、見終わった後に不思議と落ち込むようなことはない。むしろ「目を覚まして」という優しいボイスコールの後に、明るい未来さえ予感させてくれる秀作だ。 |
オープン・ユア・アイズ [DVD] |
一番好きな映画です。本当に好きです。何回観ても楽しめる、という映画が少ない現在、この映画は観るたびにおもしろくなってきます。映画の中で流れる音楽はほとんど監督のアメナーバルが作ったもので、冒頭の主人公が車で街に繰り出すときの音楽が特に素晴らしいです。リメイク作「バニラ・スカイ」を比較すると、オリジナルのほうが神秘的で、重々しい雰囲気。ペネロペの道化師?の格好や最後の方での空のシーンは本当に違う世界に行ってしまったのではないかという不思議な感覚を得ることができます。主演のエドゥアルド・ノリエガ、親友役のフェレ・マルティネス、そして 監督のアレハンドロ・アメナーバルはこの作品を撮る前に |
オープン・ユア・アイズ [DVD] |
トム好きなため「バニラ・スカイ」の前に観ておこう、という軽い気持ちで観た映画なのですが…、いやいや、たいへんすばらしい映画でした。監督は弱冠20代半ばの若手ですが、その力量に感服しました。今でも私の好きな映画ベスト5には入りますね。 「バニラ…」と比較しても、ホラー・サスペンスとしてはこの作品のほうが断然上でしょう。ストーリーがダラダラせず(特に前半)、配役も、キャメロン・ディアスよりヌリア役の女性のほうが怖さをかき立てる感じでよいと思います。また、結末の部分の演出の美しさ(綺麗な空と白い衣装のペネロペ)、最後の最後のシーンの怖さ(「バニラ…」にはこの怖さを入れていない)、どれも「バニラ」よりもよくできていると思います。親友役、精神科医役も、こちらの作品の方が好きです。 「バニラ・スカイ」はNYの華やかで洗練されたイメージがよく出ていて、いかにもハリウッド映画らしい作品になっています。また、両作品に同じ配役・同じ名前でペネロペが出ているのはたいへん面白いです。ぜひぜひ見比べてみることをおすすめします。 |
オープン・ユア・アイズ(紙ジャケット仕様) |
黄金期の5人(ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、スティーブ・ハウ、アラン・ホワイト、リック・ウエイクマン)によってレコーディングされる予定が、いつもの脱退が起きリック・ウエイクマンの代わりにキーボードをビリー・シャーウッドが加入し、制作された97年のアルバム。 ジャケットのデザインなどがシンプルになり、原点回帰を試みるという意味で「オープン・ユア・アイズ」というタイトルなのだろうと想像していたのだが、中身は盛り上がりのない作品になってしまったように思う。スティーブ・ハウのアコースティック・ギターで始まる曲やジョンのヴォーカルなど相変わらずの魅力は備えているが、これまでのイエスの実績からすれば全く物足りない内容。 |
Open Your Eyes(限定) |
このバンドは凄く面白いです。基本的にはポップパンクなのですが、 エモっぽいのもあったり、ハードコアもあります。 ポップパンクを知りたければ、是非これを聴いてください! ずっと聴ける良作です! |
オープン・ユア・アイズ |
ファースト・アルバムの英盤ジャケットと「90125」のジャケットを混ぜ合わせたようなデザインからして、3度目の1stアルバムのような内容。
「90125」では、シネマとういう別のバンドにジョン・アンダーソンが加入することによってYESとなった訳だが、今回はクリス・スクワイアとビリー・シャーウッドのアルバムにYESの主要メンバーが合流することで、YESとなった。非常に経緯が似ている。 「90125」以降「TALK」までは、いかにしてトレヴァー・ラビン体制のYESと本家のYESの距離を縮めるのかが、そのままYESの歴史になってしまった感がある。 そして、今作から「マグニフィケイション」までは、いかに固定的なキーボーディスト不在の穴を埋めるかがテーマになってしまった気がする。時に新たな若い人材を招き入れ、時にオーケストラをキーボード替わりにと言った具合に。 そしてこの「オープン・ユア・アイズ」はキーボードがほとんど入っていない。ビートルズやバーズ、バッファロー・スプリングフィールドといったコーラス・ワーク重視の60'sロックのテイストに近い。 キーボードだけでなく、他の楽器も演奏を聴かせる場面が少ないし、トリッキーな展開もほとんどないので、大作志向のYESのファンの方には物足りないかもしれない。 ただB面にあたる6-10曲目は、地味にかわいく良い曲が揃ってるのでおすすめ。明るくさわやかな気分にさせてくれる新しいYES。 |
オープン・ユア・アイズ【字幕版】 [VHS] |
トム・クルーズ主演でリメイクされた「バニラ・スカイ」のオリジナル。 映画の出来としては断然このオリジナルのほうが上。 事故によって自慢のハンサム・フェイスがボロボロになった主人公は現実と夢の境目が分からなくなっていくというお話。個人的にはマトリックスよりも楽しめた。今をときめくペネロペ・クルスも出演してキュートなヌードも披露しているがH度は「ハモンハモン」のほうが高い。 |