哀愁のカサブランカ
カサブランカ(特別版/ニュー・マスター版 [VHS] |
ドイツが欧州を占領したとき、ジブラルタルからアメリカへ逃げようとする人が、カサブランカに集まっていた。そこで、バーグマンは、パリで別れ別れになった、昔の恋人クーパーに出会う。しかし、彼女は、レジスタンスの闘士と既に結婚していた。3人の行方は? 途中で、ドイツ軍の面前で、占領されたカサブランカの人々がフランス国家「ラ・マルセイエーズ」を歌うシーンがある。 |
Winners ~アカデミー賞で聴くクラシック (最優秀作品賞) |
映画音楽というのは、その音楽と共に映画のワンシーンが思い出されるものです。このCDを聴いていると「あー、イイな~」と目を閉じて、その映画のシーンを思い出します。残念ながら、いくつかの未だ見ていない映画については、あまりピンときませんでした。しかし、さすがはアカデミー賞受賞(ノミネート含む)作品に使われている音楽だけあります!その映画をしらなくても、音楽にかなり惹きこまれます☆☆☆ また、このCD付属の「解説書」はカナリお得モノです。映画評論家の西村雄一郎氏による解説、及びコメント→スゴイですよ!読まなきゃ損!!収録されている曲と映画の解説を読むと、曲をより深く楽しむ事が出来ます。それ以外にも、映画興行ランキングや年代別映画総論も面白いです。もの知りになれ、私もさながら映画解説者(笑) しかし、何よりこのCDの良いところは、「沢山の映画を観たい!!!」という気持ちにさせてくれる事です。今年は時間を見つけて、このCDに収録されている曲が使われた映画を、一つ一つ観ていきたいですね☆ でもでも、折角なら2枚組にしてもっと沢山の楽曲を入れてもいいのではないでしょうかね???という事で、4☆です。 |
カサブランカ [DVD] |
第二次大戦前夜の重苦しい時代のモロッコのカサブランカ。通行証を手にいれて空路リスボンへのがれようと各国の人が集まっている。リック(ハンフリー・ボガート)のバーはそんなひとたちのたまり場だ。
ある日、意外な女が現れる。忘れようとしても忘れられぬ恋人のイルザ(イングリッド・バーグマン)である。再会を約して別れたままパリで行方がわからなくなったのだが、彼女は反ナチ運動家の夫のラズロを伴っていた。リックは裏切られた女の求めに応じて、ほんとうは自分のために使いたかった通行証をわたす。 ハンフリー・ボガートは白のタキシードを渋く着こなし、表面はシニカルだが情けにもろい男を格好よく演じている。モロッコの異国情緒とあわせて、この映画の一番の見所だ。 本作はメロドラマでありお約束通りの結末を迎える。ストーリーは回りくどい。たとえば、イルザがなぜリックとの約束をまもらなかったか、くどくど説明しなければならないのは、リックの回想場面とあわせて、説明過多でうっとうしい。イングリッド・バーグマンは本作にかぎらないが、美貌はべつにして、演技はあか抜けない。 |
カサブランカ 特別版 [DVD] |
バーグマンとボガートの味わい深い演技と小気味よい演出が楽しい不朽の名作。
何度もDVD化されおり、今後も作り続けられる作品だと思うので製品化にあたってはただ廉価版にするだけでなく工夫が欲しい。 賛否両論はあるだろうが、本作にはフルカラーバージョンがある。 過去にメディア化されたことはあるが、最近では入手できない。 豪華版として通常版とフルカラー版をカップリングして発売するとか… 「ローマの休日」のようにデジタルリマスターにするとか(これは販売側では無理ですが…) 色々と工夫を期待します。 |
野良猫とカサブランカ (アルルノベルス) |
生意気バーテンと傲慢刑事に降りかかる事件。 中原さんお得意の展開で、サクサク読めました。 犯人の変態っぷりにカサブランカ見る度思い出しそうです…。 ちょっと、人が2人も死んでるのに自分で解決しようとするのは無理がないかとか、 必ず拉致られて廃屋か山奥に監禁は飽きてきたなと思わないでもないですが、 サクッと読める中原作品はやっぱり好きだなぁと思います。 |