Tetsuwan Birdy Decode: 02 Opening (w/o subs) [HD]
![]() 究極超人あ~る BOX |
OVA「究極超人あーる」のサウンドトラック&おまけ盤のリマスター。山本正之「飯田線のバラード」、笠原弘子「くちびるにメモリー」、12分超の大作「はっぴい・ぱらだいすの逆襲」など名曲揃い。またサウンドトラックも山本正之作の「歌心のあるサントラ」と田中公平作の「センスのいいサントラ」が混じり合っていい雰囲気を出している(tr.36「自動的消滅作戦!」は笑い転げること必至!)。なかなか出来はよい。
しかし、この作品は音楽スタッフこそ同じであれ、他はOVAに沿っているので、あーる本来の世界観というか作品の持つ「空気感」とはちょっと離れてしまったことは否めない。そもそも、あーるをOVAにしようとした背景には、「機動警察パトレイバー」の大ヒットと当時の好景気があった。つまり、「パトレイバーバブル」「ゆうきまさみバブル」「バブル経済」の3バブルに乗っかって作られた作品であり、勢いで作ってしまった感がある(そして、皮肉なことにOVAの発売された91年からバブル経済は下降し、リリース半年後の92年春には完全に破綻していた)。そういう理由で、一番の大作ながら、実は「一番あーるらしくないあーるのアルバム」になっている。むしろ、OVAを頭から除いて、一つの音楽アルバムにドラマがついている、と考えた方がすっきりするかもしれない。 とにかく、「CD自体」の出来はいいのだから、先入観なく聞くことをおすすめする。ドラマもOVA寄りで、ちょっと「あーるの世界」から離れているのだが、塩沢兼人さん、鈴置洋孝さん、長谷有洋さん、そして春風亭柳昇師匠と物故された方々の声が聞けるのはうれしいことだ。CDとは別の、「あーるのもう一つの到達点(アニメ化)の記録」として手にしておきたいアルバムであろう。贅沢を言うと、ピクチャーレーベルが再現されなかったのは、やっぱり惜しいなぁ・・・。 |
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・・・などとあ〜るくん文体で書いていたらきりがないので、元に戻す。
それにしても、元々ワーナーから出ていたこのCDをコロムビアがリマスターして、再発したのは画期的なこと!殊にこのVol.1は初版盤の音圧が低く、これに続くVol.2、ドラマ編、「真夏の一夜漬け」、R-BOXと並べて聴くと、急にパワーダウンして困っていた。しかし、今回の英断でその心配が無くなった(同時リマスターされたVol.2も音量が上がっていると元も子もないが・・・)。とにかく素晴らしい、パチパチ。 「究極超人あ〜る」は作者のゆうきまさみ氏自らが「アニメにするよりCD=オーディオドラマの方が面白い」と断言しただけあり(今回復刻されなかった初版のライナーノートにその記述がある)、後に作られたOVA作品(現在DVDで発売中)よりも「あ〜るの世界」がきちんと描かれているし、そのはちゃめちゃ加減が何より面白い。 よって、この機会を逃すな!一度聞いたら二度と抜け出せないめくるめく「まぬけな世界」があなたを待っている。もちろん同時発売のVol.2も併せて買うべし! |
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元々、9曲目の「エクセレント・チェンジ!究極戦隊コウガマン」が原作マンガの中にあって、それを実際に歌にしようというコンセプトから始まった「あ〜る」のCDなのだが、ご存じの通り、Vol.1ではなくこちらのVol.2に入っているのである。この「すっとこどっこい加減」が許されるのもまた「あ〜る」ならでは、である。
後の舟本正夫「イヤイヤ社員旅行」へとつながる「正しい青春」、川村万梨阿女史の詞もかわいい「Boy's Sick」、ジョン・ケージも驚く(?)現代音楽「電気GOHAN」、亡き塩沢兼人さんの素朴な歌声が今となっては切ない「ぼくはアンドロイド」、相変わらずあっちへ行ってしまっている「帰ってきてしまった、はっぴい・ぱらだいす」、名ドラマ「世界征服しましゃうの巻」(「あ〜る」が「ブンドル」に変わる瞬間に鳥肌が立つ!)など、聞きどころ・佳曲が多く、ゆうきまさみマニア、マサユキスト、田中公平ファンならずとも必携のアイテムである。 しかし、外せないのは、名曲「マジカル季節」だろう。冬杜−山本−田中ラインはこのあとまたも名曲「くちびるにメモリー」を世に出すことになるのだが、これらの曲が描く「正統派の青春」があ〜るの「無茶苦茶な青春」と表裏一体であることは言うまでもない。誰もがわかりうる淡い青春を描いた両曲はあ〜るファンでなくても心にジンとくると思う。だからたくさんの人に聴いて欲しい。そして、「くちびるにメモリー」のリマスター再発に向け、あ〜るを再評価・盛り上げていこう! |
![]() コンティニューvol.43 |
私のゆうきまさみに関する知識は乏しい。
「パトレイバー」や「バーディー」ぐらいしか知らない。 だが、だからこそ(?)彼を知るための今特集なのだ。 ゆうきまさみの1万字インタビューもそうだが 彼の作品(雑誌「OUT」でのデビュー作から)を年代順に、そして現在まで一つ一つ解説して掲載されているのは、けっこうなボリュームだと思うし、ここまで濃い内容は珍しいかも。とにかく「読んでみたい」と思わせる紹介文がなかなかニクイ(笑)。合間に田丸浩史やとり・みきの証言も興味深い。ちなみに赤根監督いわくアニメ『鉄腕バーディーDECODE』の続編(1月から放送)は原作のハードな所を出したらしいので楽しみです。 大槻ケンヂと新谷良子の対談では『絶望先生』にも触れ、大槻さんはゆくゆくはロックとアニメの垣根を超えて活動したいそうです。『ソウルイーター』からエクスカリバー役の子安武人インタビューで、エクスカリバーの歌はなんと子安さんが作曲したとか!有野課長の特集はかなりてんこもり。 今回もいつものコンティニューって感じでした。 文庫にもなってる『究極超人あ〜る』から読んでみようと思います。 |
![]() 鉄腕バーディー 20 (20) (ヤングサンデーコミックス) |
本の帯にあった「堂々完結」の文字。びっくりしましたが、ヤングサンデーが休刊になったんですねえ。でも違う雑誌に移行するということで胸をなで下ろしました。作者並びに関係者の方の努力、ファンの皆さんの後押しがあったからこそ続きが読めるというもので感謝申し上げます。
今巻について、いつにも増して「SFがいっぱい」という感じで、読むのにやや難儀しましたが、充実した内容でした。夏美らに正体を明かさざるを得なくなったつとむですが、「雨降って地固まる」じゃないけど、より絆が深まってよかったですね。孤独だったバーディーにも理解者が増えそうな気配です。 「発情」ネタはまだ引っ張るんですかね。「春の祭典」の一番は須藤君でしょうか。 |