ビギン・ザ・ナイト ピカソ FULL
![]() Wonderful Life |
FMでオンエアされていたタイトル曲"Wonderful Life"。
一度聴いただけで好きになり、アルバムを即買いしてしまいました。 透明感溢れる声にアップテンポの曲は弾けるように、バラードは 甘くしっとりと聞かせる歌は、まるで芳醇なシャンパンのようです。 収録された曲はどれも素敵なのですが、特に良かったのは 1曲目の"奇跡を望むなら…"。通勤途上の車の中で聴いたのですが、 強く心を揺さぶられてしまい、不覚にも涙が溢れそうになりました。 歌を聴いてこんなことになったのは生まれて初めてです。 何度でも聴きたい…そう思わせる一枚でした。 |
![]() めぞん一刻 テーマソングベスト |
私はサニーシャイニーモーニングが特に好きです。爽やかでありながら心にじーんと響くものがあります。アニメーションととても合っていた素晴らしい曲です。 |
![]() 刑事魂 ~ TV刑事ドラマソング・べスト |
1970年代〜80年代の主要な刑事ドラマのOP&EDテーマを集めたアルバム。
『太陽にほえろ!』とか『西部警察』とかは新品も再版されていますし 中古市場でも過去のCDを入手できるのですが、それ以外となるとなかなか 難しい、というより手に入りません。 思い入れ度は聴き手によって異なると思いますが、各ドラマをリアル or 再放送で見入っていた人ならきっと満足できる一枚です。 ただ惜しいのは解説に演奏家情報が無いところ(歌手の記載はあります)。 全歌詞掲載、番組情報など基本が出来ている分勿体無い。 個人的には『西部警察Part2』のテーマ(ワンダフル・ガイズ)に 『Gメン'75』のテーマと『特捜最前線』のOP&EDがお気に入り。 特に特捜のED『私だけの十字架』は涙ものですよ。 |
![]() マンガ・エロティクス・エフ vol.54 |
小畑健先生の「ライチ☆光クラブ」が掲載されると聞いて購入しました。
本編的なものはなく折り込みピンナップ1枚だけでしたがこれが非常に麗しい ゼラとジャイボだったので満足でした。古屋先生とはまた違った魅力がありました。 また古屋先生のほうもバクマンのピンナップを描かれてます。豪華です。 お二方の対談で、小畑先生があのことについてわりと普通に語っていたのがちょっと シュールな感じでした。インタビュアーもよくそんな質問するなあと思いましたが 普通に答える小畑先生も小畑先生だなあと思いました。 天然なんでしょうか。さらにファンになりました。 不意打ちで「ライチ☆光クラブ」の外伝的4コマ、「常川君の日常」が掲載されていたので 嬉しかったです。本編とまったく違うゆるさが味わえました。 古屋先生の作品キャラ人気投票では、「ライチ☆光クラブ」のキャラが上位を 独占していました。あの人がまさかの1位でした。2位もまさかのあの人でした。 3位に甘んじた中二病の人が不憫でなりません。 vol.54は個人的に好きな漫画家の作品がたくさんあって感動しました。 特に印象に残っているのが中村明日美子先生の新連載「ウツボラ」。 漫画という名の芸術だと思いました。 「ウツボラ」の次に掲載されていたのがオノ・ナツメ先生の作品だったのがまた絶妙でした。 本誌をざっと読んだあと、漫画家というのは選ばれた人間が担うべき職業だなあ… となんとなくしんみりしました。 |
![]() ゲルニカ ピカソが描いた不安と予感 (光文社新書) |
ピカソの《ゲルニカ》を前にして、「居心地の悪さ」を感じる多くの方々に、本書を一読することをおすすめしたい。「反戦」の象徴としてのアクチュアリティに疑念を抱かずにいられない人も、作品のメッセージの曖昧さや難解さに戸惑いを覚える人も、描かれたイメージの造形的意義が掴めず困惑する人も、漠然とした不安を感じる人も…。
本書は、《ゲルニカ》の内包する多義性や重層性、作品を前にわたしたちが感じる「違和感」の起因するところを、多様なアプローチで暴いてくれる。とくに、制作過程をめぐるドキュメントとその分析、美術史的位置づけをめぐる章は、筆者の研究者としての豊かな経験と才学博通に支えられており、充実した美術史の講義を聴講した後のような読後感がある。さらに本書の真骨頂は、《ゲルニカ》をめぐってなされた今日的問題についての考察である。 《ゲルニカ》を前に「居心地の悪さ」を感受するとき、私たちはその感受性を持ち得ていることにまずは感謝すべきなのかもしれない。異質なものを前に、思考停止するのは簡単だ。しかし、「見ろ、逃げずに正視しろ、そして考えろ!」(本書より)。筆者の指摘するように、《ゲルニカ》がわたしたちにこう迫りくることによって愛すべき作品であるとすれば、本書は一枚の絵画を前に「考えること」の切実さと可能性を教えてくれる愛すべき本である。 「一枚の絵を考えること」は、すなわち「世界をよりよく理解すること」であるという筆者のことばは、本書に展開される豊かな思考に触れるわたしたちにとって、極めて説得力を持つだろう。これに触発された読者は、同じ著者による『20世紀絵画―モダニズム美術史を問い直す』と『逸脱する絵画』も併読されるとよいだろう。さらなる思考の深化をもたらしてくれるはずである。 |