All the things tutu said - Rue/Mytho/Tutu (プリンセスチュチュ)
プリンセスチュチュ 2(deux)<初回限定バレエ音楽収録CD付> [DVD] |
絵柄を見ただけではあまり期待しなかったのですが、実際見てみると独特の不思議な世界にひきこまれました。岸田今日子さんのナレーションもストーリーに合っていると思います。ひと口にバレエのアニメとは言えない何かがあります。 |
プリンセス チュチュ - Morning Grace / 私の愛は小さいけれど |
僕はアニメは未視聴ですが,岡崎律子さんの作品であることから聴きました。
OPの『Morning Grace』は,クラシック調のとても優雅で上品な曲です。まさに‘妖精の歌声’というのが第一印象でした。 間奏で『くるみ割り人形』のフレーズが流れてきたときは驚きましたが,それも見事に全体にマッチしています。 EDの『私の愛は小さいけれど』もOP同様クラシック調です。曲の出だしを聴いたとき,個人的には越路吹雪の『ラストダンスは私に』をイメージしました。 岡崎さんらしさは,このEDのほうに濃厚に表れていると言えます。少女の瑞々しくも情熱的な恋心が美しく歌い上げられていますが,その奥に岡崎さん自身の生き方が織りこまれているように思えます。特に,三番の歌詞の ♪ なくしたのなら探しにいこうって 私は思うの もしも すべてを失うことに なろうと かまわない ♪ というフレーズです。これは,後の岡崎さんの遺作とも言うべき『For RITZ』中の「メロディ」の歌詞, ♪ やがて 覚悟が芽生えていた この夢のためならば 他を捨ててもかまわない ♪ というフレーズに通じる心意気を感じます。 両曲に共通するのは,オフヴォーカルバージョンの素晴らしさです。えてして,いかにも‘カラオケ’といった感じに陥りがちですが,きちんと創り込まれているため,ヴォーカルなしでも十分に鑑賞に堪える仕上がりになっています。 派手さはありませんが,美しい楽曲です。岡崎さんのアルバムに未収録ということもあり,お薦めです。 |
プリンセスチュチュ 3(trois)<初回限定バレエ音楽収録CD付> [DVD] |
今回の第3巻では、第10話~第13話が収録されていますが、その中でも注目すべきは何と言っても第13話♪卵の章最終巻にふさわしい、とてもすばらしいお話です。このお話の中で、チュチュが一人でパドドゥを踊る場面があるのですが、チュチュの踊りのすばらしさ、音楽の盛り上がり、みゅうとへの思い、すべてがシンクロして感動の世界へいざなってくれます。私は今までに第13話を5回ほど見ましたが、そのうち5回とも涙が出てしまいました。 |
プリンセスチュチュ6(six) [DVD] |
セーラームーンの成功を背景に「やりたいことやっちゃった」という作品でしょうか。
今は亡き岡崎律子をはじめ、スタッフの全力投球は痛いほど伝わってくるのですが いまひとつ面白さに欠ける、残念な作品であることは否定できない気がします。 それはオオガラスというダークヒーローがなんの比喩かわからないところがボトルネックのような。 チャイコの本家『白鳥の湖』では性に翻弄されるというテーマが明確なので感動しやすいけど プリチュは何が悪なのか最後までよくわからない。 強いて言えば『執着』でしょうか・・・ 思えば、最後のドロッセルマイヤーとウズラちゃんの立ち去るシーンが象徴的かも。 この後、『オオガラス』のいないARIAでヒットしていく佐藤監督。 とくにARIAの水無灯里役がウズラ役の葉月さんだったことを思えば、 成功も失敗も、いろんなつながりによって生まれているんだな、としみじみ。 サトジュンの原点を知り得る作品としてファンならぜひ。 |
プリンセスチュチュ 1 (1) (チャンピオンREDコミックス) |
アニメとはまた違ったストーリーですが、こちらもとても楽しめます♪可愛いピンナップも付いてるよ! |
プリンセスチュチュ 2 (2) (チャンピオンREDコミックス) |
想像していたより、とても出来のよいコミカライズで 正直驚きましたvv 絵も可愛いし、話も設定等はアニメとちょこちょこ異なってるのですが、 チュチュの世界観を壊してないので、いいと思います。 基本的に、卵の章がベースなので、みゅうととあひるの出番が多いと思います。 あと、TVでは少ししか見れなかった、るうちゃんとあひるの友情シーンが多いのもいいと思いますv |
プリンセスチュチュ 1(un) [VHS] |
『ある事故がきっかけで心を失ってしまった男の子:みゅうとのためにバレエを踊る』のが目的のこの作品。ありきたりなテーマだと思ってなめてはいけません。実にこだわりの深いアニメなのです。 例えば『グランフェッテ』を知っていますか? これは片足でするターンのことをいうんですが、2話で32回これがあります。この32回というのは実はバレエの中でも超有名曲『白鳥の湖』で見せ場になる部分。他にも曲の内容からストーリーが作られたと思えるものや曲にあわせて踊りを踊るなど、バレエをちょっとかじっただけの作品ではありません。 なかなか味のある深い作品になりそうですよ。 |