GRADIUS V Loop 13-1 RANK VERY HARD
GRADIUS V オリジナルサウンドトラック |
今作より大きな変化を遂げたグラディウス。曲も例外なく変わっています。
今までのようなメロディアスな感じではなく、トランス風に。おそらく、多くの方が最初聴いた時、今までのグラディウスらしくない曲に戸惑いを覚えたでしょう。私も最初は違和感を感じました。 しかし、プレイを重ね、そしてこのサントラを購入して聴くようになって、「今回のグラディウスはこれが一番合うんだな」と思うようになりました。 ゲームのほうは、スルメのようにプレイすればするほど味がでてくると言われています。そして、曲も聴けば聴くほど味が出てきます。何度も聴くことが出来て、この値段は非常にお得だと、私は思います。 |
グラディウスV ビックバイパー (ゲーム「グラディウスV」版) 1/100スケール組み立て式プラスティックモデル) |
グラディウスV版のビックバイパーです。
翼下パイロンに装備されたミサイルが若干大きすぎるような印象もありましたが、素組みしてみると分かるのですが許容範囲内かと思います。 なかなか野心的な構成で、特に機体先端部分や主翼などが後ハメ加工しやすいように考えて設計したんだろうなあ〜というのが見て取れるので好印象です。 内部パーツ、ランディングギア(スキッドタイプですが)などの表現も面白いです。 また垂直尾翼や各部のフィン(アンテナ?)類、さらにミサイルの小羽などは取り付け易く、なおかつ頑丈に接着できる構成になっていて、角度も自然にピタリと決まります。 飛行機モノはちょっとした油断で翼の角度が左右で狂ってしまいがちで、真正面から見た場合にカッコ悪くなってしまう危険性を内包しているものが多いなか、この構成はアリだと思います。 単純に合わせ目を消さなければならない箇所が少なくて済むように模索している様子もうかがえますし、なかなか頑張っているじゃないか!といったところ。 ただし、製品としては…残念ながら初心者お断わりなレベルですね。 ある程度の色分けがされているので素組みでも雰囲気は出ます。 基本的にはスナップフィットなので素組みで飾っておいても良いのでしょうけど、パーツの精度に難があり、個体差はあるかも知れませんけど、接着剤なしで完成させることは至難の技です。 私が買ったキットでは機体の上下左右にあるインテーク部分が浮いてきてしまいました。 また、デフォルトですき間が出来てしまうようになっている部分もあり、ここはパテ埋めが必要です。 もっとも、これは機体先端部の内側、コックピットとの間に来る部分なので気にしなければそれでも良いでしょう。 それからエンジンノズルの左右にある三角形の青い部分は、ゲームの説明書では本体色と同じホワイトになっています。 キット該当部分の成形色はブルーなので、気になる方は塗装も必須ですね。 以上の点を踏まえまして… 1.接着ができる 2.合わせ目消しができる 3.パテ埋めができる 4.塗装ができる …といったスキルが求められます。 プラモ作り中級者以上向けのキットですね。 全体的な雰囲気は想像以上に良いですし、腕に覚えのある&グラディウスVが好きなモデラー諸氏は挑戦してみる価値はありますよ。 |
グラディウスV コナミ ザ ベスト |
グラディウスと言えば、誰もが知る横スクロールシューティングゲームの金字塔。
当時、最高水準の絵、音、ゲーム性で多くのファンを虜にした名作である。 その後、(当時では)超展開な沙羅曼蛇、その前者2つを統合、正常進化させた グラディウスIIゴーファーの野望(以後グラII)の誕生により、このシリーズは 完成したかのように思われた。 しかし、その人気が故にその後もいくつかの続編が生まれるが、その頃に台頭 していた、いわゆる東亜系シューティングや、家庭用ゲームの影響を受け、 無意味に敵が硬く、単調でダラダラと長い、ただ撃つだけのゲームと なるのがほとんどであった。 そしてこれはシューティングゲーム全般にもいえていた事だった。 「グラIIを超えよ!」 続編が出るたびのファン、メーカー両者の願いでもあったが、 これが叶う事はなく、希望はやがて失望に変っていき、やがて誰もが シューティングゲームから離れていった・・・・・・・。 だが、遂に、この作品によってファンの悲願が成就された。 長かった、本当に長かった。 ギミック全開!超展開!あなたの予想はきっと当たらない! ただ、ちょっとプレイ時間が長くなってしまうのが残念。 ここは開発のトレジャーの悪いクセかな。 (とはいえ、同社もガンスターヒーローズ以来の傑作では?) コナミックサウンドは鳴りを潜めてしまったが、これは好みの問題だろう。 食らい判定もグラII以上に縮小化され、激化した敵の攻撃にも 回避の爽快感も味わえる。さすが、解っていらっしゃる。 古き良きグラディウスを知る人に、 そして本当のグラディウスをしらない若い人に、 この新生グラディウスをプレイして欲しい。 |
グラディウスV |
ビジュアル面の進化ばかり目がいきますが、プレイしていくうちに知識を明確に身につけ、上達していく喜びが今までのシリーズ同様に味わえました。ところどころに点在する初見では簡単には倒せないような凶暴なボスも相変わらず健在。
コンテニューしてもいいので1周クリアするとリップルレーザーやスプレッドといった過去に登場した装備が使えるようになります。 これが想像した通りに強く、なかなか上達しないという人にもお奨め。 音楽は正直、過去の作品の方がぜんぜん好きです。雰囲気的にはあってると思うけど、ちょっと寂しいかなぁ・・・。 不満はステージ構成のアイデアの乏しさ。特に今までの大半の作品の最終面にあたる要塞面の地形を持ったステージがあちこちに多すぎること。 個性的なステージ構成は横スクロールSTGとしてもグラディウスシリーズとしても重要な要素の1つなので、もし次回作を作るのならばじっくり練りこんで欲しいです。 とりあえず横シューとしての完成度は相当なものです。個人的にはPS2最強STGです。 |