届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ |
出だしからドキッとさせられる。Gacktの声が艶っぽくて、いきなりハートを鷲掴みに
される感じだ。ちょっと重い、Gackt曰くのヘビー&パワフルなバラード。 2005年DIABOLOSライブのラストを飾った曲だ。ライブでは、Gacktは、最後に中世貴族の ような衣装をまとって登場。この歌を堂々と歌いあげた。 本音を言うと、届カナイ愛ト知ッテイタ…ならば、やっぱりあきらめるわ、また逆の立場ならば 潔くあきめてよ、というタイプの私には、この歌のタイトル、コンセプトからして、ちょっと納得が いかなかった。 だがしかし、Gacktがライブで歌うのを聞いたとき、私は言葉を失った。まったくグーの音も 出なかった。その説得力のある歌唱に、スケールの大きなすばらしいサウンドに…。 歌詞の世界はさておき、こんな曲こそ、物語の締めくくりには必要だったのだと思い知らされた。 カップリングの♪noesis も、紛れもなく新しいGackt world を感じることができる哀婉な作品。 |
ドニゼッティ : 歌劇「ランメルモールのルチア」(全曲) |
もともとドラマティックなオペラをオリジナル楽器とオリジナル譜による演奏でより浮き彫りにしているのだが、ロストの清らかで一途なルチアはカラスのカリスマやグルベローヴァの超絶技巧を聴かせるものではないが実に可憐。有名なアリアのカンデンツァが無いことが寧ろオペラの進行にプラスになっている点もマッケラスの判断の正しさを裏付けている。(カンデンツァ付きのアリアはロストのアリア集で聞ける)ともかくオリジナル譜によるロストのルチアを聴く為の録音。 |
契約結婚 (ミッシイコミックス Happy Wedding Comics) |
読後感の良さに太鼓判を押します!
契約結婚:キャリア志向で恋愛にとんと薄い主任千子が、前社長の息子から契約結婚を申し込まれ…。やり手にみえるヒーローとヒロインですが、どちらも間抜けな人間味があって、面白可笑しいラブストーリー。 単身フニン?:「赴任」と「不妊」ということばを引っかけたお話。キャリアアップのチャンスが巡ってきた茜と夫とのコメディ仕立て?のラブストーリー。 妻・失踪!?:夫の浮気に気づきつつも、受胎告知をされてしまった妻。今後を考える為に失踪を企てるが…。夫の妻への想いと心のすれ違いが切なさをもって描かれている。でもラブコメディ仕立てってところが原さんの作品っぽくてとてもイイ。 背中から…:石神&原コンビの作品。他では絶対読めない奇想天外?な展開と人間関係が魅力。ドタバタのラブコメのようでいてセンチメンタルでもあり…。病みつきの味わい!? |