スーパーヒーロークロニクル 特撮スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集III |
最初に目に入るのはどの番組だろうか。スパロボ系ではメジャーで最近では某CMにもカメオ出演している「勇者ライディーン」か。最新で結構ウケたらしい「神魂合体ゴーダンナー」か。知る人ぞ知る名曲の「破邪大星 弾劾凰(ダンガイオー)」か。
あえて言おう。最初に目をこらしたのは「メカンダーロボ」と「ギンガイザー」、そして「アストロガンガー」である。 他でもないではないが、なかなか見つからないCD音源。その中でこの三曲をかすかに覚えている者、もう一度通して聞きたい者なら買う価値はある。特に「メカンダー」の歌はノリが抜群だ。「鋼鉄ジーグ」に匹敵する。 無論「CROSS FIGHT」など他にも名曲はある。そしてロクに覚えておらずさほど期待していなかった「ゴライオン」「ダイラガー」の歌もかなりの名曲揃いだったことは嬉しい誤算だった。「アルベガス」もやはりいいし「レザリオン」も悪くない。 しょっちゅう聞く曲だけ数えると五割強といったところ。挿入歌まで入った全60曲なら、十分アタリではないだろうか。 |
無敵超人ザンボット3/無敵鋼人ダイターン3 究極BGM集 |
ザンボットの最終回、涙ながすザンボエースとこの曲で自分も号泣しました。
シリアスとユーモア、各々の切り口で予定調和を無視した両作品のCDが、 2枚組みになるのはある意味必然。そして素晴らしい楽曲。買いとしか言えない。 |
無敵鋼人ダイターン3 メモリアルボックス ANNIVERSARY EDITION【初回限定生産】 [DVD] |
現在のアニメを見慣れた方には拒絶されるか大受けするかのどちらかでしょう。
作画の不安定さ、再編集シーンの嵐等、当時のサンライズ作品の最たる物です。 但し幾つかの回は作画スタッフが力量を発揮したものがあり、脚本や演出と あいまってとても輝いています。 中にはキャラの設定画を変更するという現在では考えられない事もありますが、 観ている側は違和感を感じない不思議な作品でもあります。 観直してみると、1話完結でありながら強い個性を打ち出してくる登場人物達に 共感を覚えます。 肉体的にも精神的にも決して挫ける事のない強い信念を持ち、メガノイドと戦い 続ける主人公、破嵐万丈。 万丈をアシストする、ビューティー、レイカ、トッポ、ギャリソン。互いを信頼し、 助け合い、時にダメ出しする。観ていて羨ましくなる程の素晴らしい仲間達。 倒すべき敵でありながら、メガノイド達も個々が様々な信念と動機でメガノイドと なり、夢や理想を追い続ける。 確かに許せない奴も居ますし、「何考えてんだコイツ」みたいなのも居ますが、 何と無く理解できてしまうその気持ち。 時には主人公万丈よりも、一喜一憂し夢や理想を追求し続けるメガノイドの方に、 観ているこちらが感情移入してしまいます。 メガボーグとダイターンの繰り広げる華麗なる(そうでない時も)戦闘がお決まりの ワンパターンでありながら、その最中に交わされる万丈とメガノイドの会話が魅力的 なのも、メガノイドの個性があってこそだと言えるでしょう。 演じている声優さんたちもバラエティに富んでいて、その熱演も良いです。 特に、ソルジャー役を演じた戸谷 公次さん無しではメガノイドを語れないでしょう。 個人的に大好きな作品です。機会があれば、一度作品を直接ご覧になって下さい。 その上で「ワンパターンっていいな」と思ったアナタにお勧めです。 |
無敵鋼人ダイターン3 DVDメモリアルボックス2 |
主人公万丈と ドン&コロスの織り成す愛憎劇。
そして決して全てが劇中では明かされない万丈の謎、コロスやドンの謎。 その謎とシリアスな演出だけではない、小粋な演出やちょっとしたギャグ描写が 魅力的です。 エンディングの余韻も、他のアニメではちょっと見られない 魅力に満ちています。 |
無敵鋼人ダイターン3 DVDメモリアルボックス1 |
1978年から1979年に放映されたサンライズ製作のロボットアニメ「ダーターン3」は放映当時はかなり話題になったものの著しいほどのヒットを獲られなったが初期のサンライズ製作アニメの傑作の一つだということは間違いないだろう。
本作に収録されているのは「ダイターン3」の全40話の前半1話から20話すなわち前半のストーリが収録されている。そもそも「ダイターン3」といえばは肝心のスーパーロボットのダイターンよりも主人公の破嵐 万丈などのキャラクターやアクションシーンのほうが魅力的だといわれえているが、個人的に見ても確かに巨大ロボットよりも痛快的なアクションのほうが面白いと思う。やはり一番の見所はというと破嵐 万丈のキャラクター性だと思う。万丈の紳士的な態度やクセがあるアクションやユーモラスなところがなんとなく007に似ている。そもそも本作は1話が一番の見所と言われているが1話が最も万丈の魅力がよく出ているストーリだということといえるだろう。第一話に限らず破嵐 万丈はユーモアがあってかっこいいキャラだということは確かだが第九話では万丈の下心が丸出しのようなシーンが007といったイメージではなく、まるで「シティーハンター」の冴羽 遼のようなイメージがあってかっこ悪かったシーンもあったが全話的に破嵐 万丈はカリスマ的でかっこいいキャラだ。また万丈の銃撃シーンや格闘シーンなどが痛快感があってかっこいいが、肝心なダイターンによる戦闘シーンは迫力があるが万丈によるアクションシーンの迫力に劣りがちのような気がする。個人的には万丈よりも美人アシスタントのビューティ タチバナの方が気に入っている。そもそもビューティのどういうところが魅力的かというと少々子供みたいな性格はしているが異性的魅力が詰まっており特に13話でのビューティがビキニ姿でもう一人のアシスタントの三条 レイカとともにダイターンに乗り込んで戦うシーンがとってもセクシーで魅力的でよかった。そのほかにも万丈の屋敷の執事のギャリソン時田は一人で何でもこなすほど要領がよく、おまけにキャラクター性も抜群だ。やはり「ダイターン3」は肝心のス-パーロボットより登場人物たちの方が魅力的だといわれてていたがまさにその通りだ。その点から見ると本作はスーパーロボットアニメファンから見れば不満な点が多いかもしれない。 個人的に本作はダイターンより破嵐 万丈などといったキャラクターなどの方が主役敵なのかもしれない。 |