プロポーズ大作戦  SP #8
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namco gee bee   ナムコ ジービー
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第89回 はつゆきラジオ 名セリフのコーナー
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Animetal Marathon アニメタル マラソン
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claudia's theme - the unforgiven
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お~い中邑くん、何食べた?あんた渡辺とおるかと思ったよ
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PS2版イース6 プレイ動画 エルンスト(Ys6)
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played with violin
played with violin " 雨が降る ~Ame ga Furu " [Linebarrels of Iron]
【CM】 澤尻英龍華 - MEIJI XYLISH 「小出恵介篇つづき」
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警官の紋章
いわゆる道警シリーズの第三弾。今後も続くシリーズの一部という位置付けであり、換言するとシリーズの一部でしかないとも言えます。最後まで読ませますが、懸案が完全に解決することなく大きな盛り上がりがないまま「つづく」となってしまいます。結果的にシリーズ完結の前段階の日々を綴ったということになるのでしょうか。

 

未見坂

 ずいぶんと待ちました。『雪沼とその周辺』に連なる短篇集です。

 『いつか王子駅で』などの中篇での語りの、微妙な〈踏み外し〉の感覚も好んで読んだのですが、〈語り〉としてのミニマリズムに徹したのでしょうか、氏の短篇の、短篇でしか味わえない妙味を存分に堪能できる作品でした。

 おそらく形式にはとかく敏感な作家なのでしょう。エッセイには小説のような〈試み〉を、小説には随筆や日記断章的な形式を意図的に導入する。堀江さんのよく使うことばでいえば、〈はざま〉を目指した文章が、それまでの『回送電車』シリーズや『河岸忘日抄』などには顕著です。

 ただ少なくとも、この〈雪沼〉連作に関しては、堀江さんは小説家として、小説家の書く短篇の可能性の海に素直に飛び込んだ、といえるのではないでしょうか。 クレスト・ブックスでは短篇のアンソロジーも組んでいるし、ロジェ・グルニエや小沼丹、阿部昭、島村利正の短篇小説も偏愛しているようです。自分からはけっして〈小説家〉とは名乗らない〈ものかき〉が、かなり真正面から小説家として取り組んだのが、この短篇連作なのではないか。

 おもに描かれるのは、関係性の一回性、恣意性です。年端も行かない少年を語りにそえた作品が多いのも、そのためでしょうか。どの作品にも家庭が出てきますが、明哲な〈家族のきずな〉を描いた作品はひとつもありません。両親が離婚していたり、その前段階だったりと、本来、十全であるべきとされる関係性のほころび、もろさが、主にこどもの目線から、危機的状況としてではなく、ごく日常的な齟齬の感覚として描出されます。母親として、父親として、親戚や同僚として、十全にはその立場を受け持ちえていない不完全な人たちが、この作品には多く登場します。

 そんな、人と人とがその場かぎりの不安定な関係のなかでしか繋がりえない〈はかなさ〉が、湯煎のように適度な微温をたもった文章によって綴られています。

 『滑走路へ』と『トンネルのおじさん』の最後の一文は、とくに胸に残りました。


 

ベルセルク (30) (Jets comics (232))
 私は、数年前から単行本でベルセルクを読んでます。しかし最近は物語の停滞が長く続いていたように見えました。本巻ではやっと次の展開の新しい方向性が少しだけ見えた気がして、次のお話への期待感が増しました。ただ、最近立て続けに出てきた新しい物(魔法、狂戦士の甲冑など)はすでにお話の型をどこかでみたようなものが多いので、やはりこのお話が、単調な予定調和の方向へ向かわないかということが心配です。特に、新しい登場人物である、新鷹の団のメンバーは、初めから、ガッツの仲間ときれいに対になっている気がして、ガッツの仲間(と仲間入り予定者)との戦いの予想図が頭に浮かんでくる気がしてしまいます。
 この漫画は、登場人物の背景や蝕に象徴されるように、人間や世界の不条理さが描かれている点が人を惹きつけているのだと思いますので、満たされたガッツやすでに型のある不条理への予定調和などはあまり見たくないです。そうならないことを願います。
 それと、「アニマル」に連載しているので、単行本が出るのが遅いのは仕方ないですが、もう少し、ストーリーの展開のペースを上げて欲しいです。


 

さらば愛しき大地 (レンタル専用版) [DVD]
 都会化が進む農村地を背景に、自分の思惑とは裏腹に、果てしなく堕ちていく男の哀れさと自暴自棄さを、堂々かつ悠然に、圧倒的な映像力で照射させた柳町光男の紛れもない大傑作。その当時の日本映画の本流とも言える反社会的で、重い、暗い、激しいの3要素で貫徹されたへビィな作品だが、観終わった後のドスンと残る感覚は、心を捉えて離さない。小川紳介と同伴して長年“三里塚”の農村と人々を撮り続け、この年(82年)「ニッポン国古屋敷村」で山形の牧野村での“日常”を活写させて絶賛された田村正毅による撮影が素晴らしい。劇中何度もインサートされる風にそよぐ田園の緑々さ、唐突にふたりの幼子を飲み込む水面の水波の静的で恐怖のイメージ、それに続く葬列の人々と日食、覚醒剤でトリップするドモリの蟹江敬三と彼の妻で片足をひきずっている中島葵、山口美也子と小林捻持による豚小屋での性交シーン、秋吉久美子の歌う「ひとり上手」、覚醒剤を打ち続け、陶酔と破滅に陥っていく根津甚八等、一分の隙もない凝縮された画面から発せられる各場面が極めて印象的だ。根津演じる主人公を、甘い、弱い、暴力的と断罪するのは容易いが、それに内包される“悲しみ”を感じてしまう部分もある。根津を始め、蟹江、山口、矢吹二朗と皆忘れられない好演だが、何と言っても秋吉久美子!!彼女の演じる順子の、そのあまりの哀切さは、泣き顔で歌われた音程の狂った「ひとり上手」と共に、愛おしくていつまでも胸に残る。

 

記憶に残っていること (新潮クレスト・ブックス 短篇小説ベスト・コレクション)
新潮クレストブックスが十年間に刊行した短編集のなかから、堀江敏幸が選んだ十篇が収められている。
もともと、短編に豊かな実りの多いクレストブックスの中から、短編の名手が十篇を選びぬくというのだから、面白くないはずがない。
デザート盛り合わせ、いやいや、塩味も辛味も、苦味もあるからデギュスタシオンのような、ぜいたくなひと皿。
アリステア・マクラウドも、ジュンパ・ラヒリも、アンソニー・ドーアも、イーユン・リーも、みんな一冊の中に収まっているなんて夢のようだ。
世界の名人たちの作品には、それぞれ長編なみの深みと味わいがあり、ひとつ読み終えるごとに深い満足を得られる。

堀江氏の解説「人はなにかを失わずになにかを得ることはできない」の最後の一行を読み終えたところで、これはデギュスタシオン、テイスティングなどではなく、世界最高峰のフルコースだったのだなあ、と気づく仕掛けになっている。
手もとにおいて、節目ごとに読み返したい一冊。

 

鉄のラインバレル ラインバレル (1/144スケールプラスチックキット)
かっこいいです、ハイ。
かっこいいんですけど・・・うむむ。。。
このコトブキヤキットといい、ボークスver.といい、アニメ放送開始に合わせて、開発を急ぎ過ぎたのでしょうか?

各部の形状自体は悪くないと思うのですが、いかんせん素立ち状態での
バランスが良くありません。
特に正面から見た時に、かなり破綻している気がしてきます。
(可動範囲は広いので、ポーズを付けて飾る分には気になりませんが)

◎腕全体が長く、胴体から離れ過ぎている。
◎頭部が前に出ているため、大きく見えてしまう。
◎腹部と腰部がくっつき過ぎて、全体のバランスを崩している。
◎太ももパーツが短いため、短足に見えてしまう。
と、まぁこんな風に感じました。

素組み派の方も、コトブキヤのプラキットを作る際には「乾きの遅い瞬間接着剤」を是非。
はずれやすいパーツも、「プラとABS」のように異素材になると
普通のプラモデル用接着剤だけではくっつきませんので。

また、このラインバレルキットは球状ポリパーツを使用した関節が何箇所かあります。
「上腕受け部の円盤状パーツ」や「太ももパーツ同士」、「胸部の前後パーツ同士」などは
その球状ポリで可動させる際に負荷の掛かる所なので、接着をお勧めします。

塗装派の方、ご愁傷様です。
「ヒジ関節パーツと下腕」「ヒザ関節パーツと太もも」は挟み込み方式で、
後ハメ加工は、
<軸を切り飛ばして貫通開口させておき、塗装後に新造の軸を通してリタッチ>
簡単そうですが、可動がゆるくなったり、固くなったり、加減が難しいです。

改修・改造派の方は、ホビージャパン誌11月号の改造作例を全てこなした後で、
太ももの延長、膝関節の延長、腹部のボールジョイント化、
コクピット下部の形状変更、などを是非。
(ちなみに握り手首は「HGUCメタス」のものがオススメですよ。
 加工は大変ですが、出来上がりは感動もんです!)

一日に数時間程度の改修作業で、1ケ月かけても完成しません。
でも、作ってても全然飽きません。珍しく。
改修素体としては、最高の素材かもしれませんなぁ。

 

金哲彦のランニング・メソッド
小出監督の知識ゼロからのジョギング&マラソン入門が精神的なジョギングの楽しさを教えてくれる本なら
こちらは技術的な楽しさを教えてくれる本だと思いました。
体幹という聞きなれない言葉が出てくるのでちょっと難しいかなと思ったら、
実に簡単かつ実践的な内容でした。
体を軸に肩甲骨と骨盤を回転させる意識で走るというのは最初意識しないとなかなかできません。
しかしできてくると走り方が変わってくるのが実感できます。
私はジョギングを始めたばかりの超初心者ですが、小出監督の本に励まされ、
この本に習いながら走っています。

 

鉄のラインバレル 4 (4) (チャンピオンREDコミックス)
チャンピオンRED連載中

第4巻ではラインバレルが宇宙に行っちゃいます
衛星兵器をぶった斬るラインバレルがカッコイイ!
他にも早瀬軍団結成秘話(wや加藤機関のお歴々も登場と見所満載!
あと城崎さんのシャワーシーンとサービスもアリ。

 

気ままにアニマル
動物の絵がとってもかわいいです。
おもしろくって笑えます。

 

ウェディング・ピーチ 3 (3) (フラワーコミックス)
 この巻では1巻・2巻と、主人公が変身する愛天使を苦しめてきた悪魔:プリュイが最後を迎えます。テレビでいうと16話あたりです。
 テレビでもなかなか感動的な最後でした。他の悪魔に比べて終わりが特徴的なので外せない巻だと思いました。
 ちなみに全6巻で、この巻がちょうど折り返し、あと半分です。