鷲山 part5
TVサイズ 世界名作劇場 主題歌完全収録版 |
世界名作劇場は、主題歌もさることながら、エンディングテーマにも素晴らしいものが多かったので、両方含まれているものを探していました。
また、「フランダースの犬」〜「南の虹のルーシー」まで見ていたのでそのあたりが全て含まれていることも必須条件、で検討した結果、このCDを購入しました。 TVサイズということで1曲の演奏時間は短いものですが、すなわちTVで流れていたものと同じということで、懐かしさはひとしおです。 私は特に「トムソーヤの冒険」のエンディングテーマ「ぼくのミシシッピー」が大好きで、歌が流れてきたときは、ミシシッピー川沿いを行くトムとハックの姿が目に浮かんできて、感涙ものでした。 同い年の主人と車で聞きながら、お互いの小さい頃の思い出を語りつつ合唱しています。 後半、アニメを見なくなった頃なのですが、流れてくるのは、ゆうゆ、新田恵理、工藤夕貴....。このあたりは聞きづらくて閉口してしまいますが仕方がないですね。その頃のフジテレビの戦略を恨むばかり...。 その後は初めて聞く曲ばかりですが、また歌の上手な人に戻った上、名曲ぞろいだったのは嬉しい誤算でした。 |
風の向こう |
94年の「moi」以来、久々の斉藤由貴名義の新作が届けられたことを幸せに思います。作詞がきちんと由貴ちゃん本人であることも嬉しい点です。ジャケットの由貴ちゃんは母になり、少しハスキーになった声も母を感じさせますが、聴いているファンも、みんな一緒に歳をとりました。音楽アーティスト斉藤由貴の復帰は本当に嬉しい出来事です。 |
レ・ミゼラブル 少女コゼット 2 [DVD] |
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメーション
『レ・ミゼラブル 少女コゼット』第5〜8話を収録したDVD2巻です。 復活した「世界名作劇場」第24作にあたるのが本作。 人間の心の闇と信念の姿を強烈に描き、その本質を問う人間ドラマです。 第5話「ジャベールの疑惑」★★☆☆☆ 馬車の下からファーシュルヴァンを救出したマドレーヌにジャヴェール警部が 疑念を抱き始めます。彼の厳格さは冷徹で強靭すぎてあまりに人間味が 失われている危うさすら感じさせられます。そして、不遇な環境にも負けない コゼットとファンティーヌに影が徐々にせまり・・・。 第6話「コゼットの誕生日」★★★☆☆ 小さな嘘をきっかけに女工仲間達の嫌がらせがファンテーヌを苦しめます。 上辺しか見ない人間の思慮の無さはなんとも嘆かわしいものです。 ジェベールの執拗な追求も強調され緊張感は続きますが、 最後の最後でほんの小さな優しさで物語を締めているのが安心感を覚えますね。 第7話「迷子のエポニーヌ」★★☆☆☆ パリ帰りのお客とコゼットの意気投合ぶりに嫉妬し、 エポニーヌが一人憧れのパリに旅立とうとするお話です。 平たく言えば、「井の中の蛙 大海を知らず」。 自分自身の力の無さを知らないお子様エポニーヌがなんだか可愛らしいです。 第8話「お母さんのスカート」★★★★☆ 職を失ったファンティーヌが生活苦に陥り、 心身ともに限界まで堕ちていく非情の物語です。 娘・コゼットのために、と全てを捧げる彼女の愛情の大きさすら霞ませてしまいます。 情け容赦無く不遇の末路へ追いやる展開があまりに悲惨で心が痛みます。 |
レ・ミゼラブル 少女コゼット 1 [DVD] |
感動の名作です。少女コゼットの運命が私に重なります。あの名シーンは忘れることができません。あの可愛そうな少女コゼットの顔を、忘れることができません。私は、まだみていませんが、すばらしいヴィクトル・ユーゴの作品だと思います。これは、過去の、実話ではないかと思います。戦争と貧困の中、暮らしていく、少女コゼットがこの現代である今も、重なるものがたくさんあると思います。 |
レ・ミゼラブル 少女コゼット 3 [DVD] |
BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメーション
『レ・ミゼラブル 少女コゼット』第9〜12話を収録したDVD3巻です。 復活した「世界名作劇場」第24作にあたるのが本作。 人間の心の闇と信念の姿を強烈に描き、その本質を問う人間ドラマです。 第9話「テナルディエの悪だくみ」★★★☆☆ ファンティーヌを助けた市長の計らいでメイエはコゼットを迎えに行きます。 事態の緊急度のわりには詰めの甘い行動や判断が目立ち、苛立ちさえ感じてしまいます。 罪は罪と切り捨てるジャベールの冷徹さや、テナルディエ夫妻の企みなど 人を人として見ようとしない人間の醜さがさらに強調されています。 第10話「惑いのマドレーヌ」★★★★☆ 天秤に掛けられた二つの選択肢が彼を惑わせ、人間の信念の強さを描き出しています。 己の罪を秘匿してコゼットを迎えにいくべきか。 罪の無い者を助けるべく罪人として名乗るべきか。 正しさ、浅ましさ、開き直りなど渦巻く黒い感情の中、彼自身が成長する物語です。 第11話「サンプリスの嘘」★★★★★ 病室で起こる一つの小さな悲劇の終幕から物語は始まります。 元罪人として逮捕されるものの、ファンティーヌの願いに答えて 奮起するマドレーヌと唯一の嘘で彼の熱意に応えた彼女の情愛の姿が感動的です。 罪に対する後悔と罪に対する容赦ない軽蔑が強調され、 人の情の深さと、その中にある醜さの相対的な描写に思わずこちらも唸ります。 第12話「ひとりぼっちのコゼット」★★★★☆ 仕送りも途絶え、商売も傾いてきたテナルディエ一家の辛辣な嫌がらせが さらに彼女を苦しめます。客商売すら手抜きになった彼らのあまりの非道ぶりに 怒りすら覚えます。一方、過去の恩義が最高の局面で彼を助けるシーンも展開され、 心の持ちようで異なる人の有り様を描き出しています。 |
少女コゼット (世界少女名作全集 6) |
いま読みなおしています。心が穏やかになりますね。レミゼラブルの方は途中なので、大人なので読みます♪一生大切にします。 どんな辛いことがある気持になっても、ジャンバルジャン、ファンティーヌ、コゼットのことを思えば大丈夫です。 |