2007_0902恐竜大陸最終日 さらばロボット恐竜たちよ・・・そしてだいなそうえもん永遠(とわ)に
D-ZOIC 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) |
白亜紀に人類が存在し、恐竜と共に暮らしている世界。
伝説の“降臨の地”の扉を開く鍵、恐竜と意思疎通できる特殊能力を持つ少年ユタ・パイ・ロンの 波乱万丈冒険記――“拓ちゃん”ばりに巻き込まれまくりですが――『白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ』の第二部が本作です。 白亜紀恐竜奇譚竜の国のユタ 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) 前作終盤から、ユタを狙う各国の思惑が見え始め、また「世界の敵」と言える 冥王国軍の進撃が始まり、本作では戦記物としての色も濃くなっています。1巻では、ユタの出番もちと少ない。 でも心配無用! 魅力的な人物らが織り成す群像劇が、面白いんだコレが。 この辺の実力は、有名どころ『特攻の拓』で証明済みですね。(無論原作も評価しますが、佐木サン…) 1巻は特に“白亜紀の武丸クン”こと、串刺し公フリードファンは必見!不敵な笑みがたまりません。 そして“(白亜紀の)地上に居てはいけない者達”冥王国軍のテクノロジーにより、白亜紀以前の恐竜達も登場可能に! 恐竜にどこまでもガチな所先生の筆が冴え渡ります。 オマケも中々のものです。山田五郎氏絶賛のオビには 所先生直筆サイン入りポストカードの応募券が付いてます。(2008年9月7日消印有効 要チェック!) 巻末には気合の入った恐竜解説「恐竜特捜隊」 更に、国立科学博物館主任、真鍋真博士との記念特別対談も収録。知的好奇心を擽られる内容です。 ステゴサウルスに、まさかそんな…… まあ色々書きましたが、つまり “拓”以来のファンも 『DINO2(ディノディノ)』以来の古生物ファンも マトメてメンドー見てくれる“オモシロ”漫画だってコトだよぅ‥‥!! ドエレ――“COOOL”な表紙が見えたら買いましょう。 買え! 買い支えてくれ!! 本作からでもOKなように解説付きな内容ですが、前シリーズ(ユタ)も揃えて読むのがオススメです。 |