みにくいアヒルの子(1) [VHS] |
テレビ放送の時から夢中で見ていたので、ビデオがでると即買いました。本当によく出来たストーリーで最後まで退屈しません。岸谷五朗が演じるガー助先生が小学生の生徒たちへ、勉強より大切なことを教えていく過程にはいくつもの感動が含まれています。とにかく笑わせるところは本当に爆笑させてくれて、最後にはしっかり泣かしてくれるドラマです。松山千春の歌う主題歌も素敵で、心に残る一本になるはずです。 |
君を忘れない |
私は松山千春が嫌いである。 とりわけあの偉そうな態度が好きじゃないし、話し方は正直ムカつきます。しかし彼の人格を否定まではしない。そして作品は別である。 「みにくいアヒルのこ」の主題歌であった本作品は、まともに松山千春と向き合えた一曲である。もちろん往年のファンからすればもっともっと名曲だと思う曲があるのであろうが、実質この曲しか知らない私にとってはこの曲一曲だけで松山千春のこの曲は好き!といえるきっかけになった。 しかしそうなると価値観もガラリと変わってしまう。あの鈴木ムネ○を庇ったり、ハゲてきたからスキンヘッドにしたりと、そうなると男気があるように見えてくるから不思議だ。 今ショップでは注文しないといけないのでゼヒここで買いましょう。 |
起承転結VII |
いい曲ばかりです。 私のおすすめは「生命」「それも愛」「君を忘れない」。 |
季節の旅人~春・夏・秋・冬~ |
千春さんのCDを何枚も持っていても、このアルバムは、凄い!です。
デビュー当時の千春さんの声とまた一味ちがいます。 迫力のある声・・・ 雪化粧・・・聞いていて感動のあまり泣いてしまいました。 カラオケで・・・なんとか歌えましたよ(笑) |
みにくいあひるの子 (アンデルセンの絵本) |
翻訳と絵によって、感動が大きく左右されるのが絵本ですが・・・
知らない人はいないに等しい超有名な物語の、どこに涙したと思いますか? 私の中で幼い頃に出来上がった「みにくいあひるの子」−それは、美しくなっていじめた奴らをみかえしてやったという物語でした。しかし・・・ 辛く孤独な日々を送る醜いあひるの子は、白鳥のその美しい姿に、大空を羽ばたき地球を旅するたくましい生き方に、強く感動したのです。そして、「また、つっつかれるかもしれないけれど、それでもいい。ほかのものにいじめれられるより、あの鳥たちにころされるほうが、ずっとましだ」、と決心したのです。 この部分が、幼い頃に私の中で出来上がった「みにくいあひるの子」には抜け落ちていました。そしてこの部分こそ、「清く気高く美しいものは、<この世での命>を超える」というテーマをもって、アンデルセンの真骨頂であるような気がします。 (余談ですが、マッチ売りの少女の三本目のマッチのこと、記憶にありますか? 少女は3本目のマッチで大好きな天国のおばあちゃんの夢を見れて、その夢を見続けるためにマッチを全部すり続けて幸せの中で死んでいったということを、私はつい最近になって知りました。幼い頃に私の中で出来上がったマッチ売りの少女は、クリスマスのご馳走と暖かい暖炉の火を夢見て死んでいくただの悲惨なお話でした。) 北国の寒い冬と、醜いあひるの子の辛い日々を映し出す写実的かつ崇高なロバートイングペンの絵と、童話の創作もする角野栄子さんの翻訳が、アンデルセンの真骨頂を、感動させてくれます。 |