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AKB48-スカート、ひらり【劇場LIVE】




小さな祈り~P.S.アイラヴユー(初回限定盤DVD付)
ライブで初めて聴いてきました。
徳永氏曰く、自身初の3拍子の楽曲ということです。
ワルツのリズムに乗って、ゆるやかにそして切なげに。
胸がギュッと締め付けられるような感じがしました。
作詞家の山田さんと話し合い、この映画の夫目線でアプローチしたそうです。
是非たくさんの方に聴いていただきたい曲です。

 

ドラマージュ ザ・モーニング~NHK連続テレビ小説テーマ集~
朝の連続テレビ小説のテーマ曲を毎日聴いていて、懐かしいから買うのに「ちゅらさん」の”Best Friends"がリチャード・クレーダーマンのピアノ演奏に変わっていたり、「ひらり」の”晴れたらいいね”がドリカムでなかったり、がっかりです!選曲自体は悪くないのに、残念です。

 

Blooming e.p.(通常盤)
ちょっとUAさんっぽい感じの独特の世界観を持ったグループだなと思いました。初めてテレビ番組で耳にしましたが、どちらかというと、大人の音楽マニアに受けそうな雰囲気がああるように感じます。

一般受けはしないかもしれませんが、個人的にはかなり気に入りました☆

 

赤い影 [DVD]
昨今、なぜか世界の映画祭でニコラス・ローグ監督の回顧上映が始まっています。昨年はエジプト「カイロ映画祭」今年はチェコ「カルロビ・バリ映画祭」で特集が組まれています。
なぜ今ニコラス・ローグなのかよくわかりませんが、当時というか古い世代の監督としては、かなり斬新で先駆的な発想の持ち主だったように思います。

近年、故意に「フラッシュ・バック」を多用し、過剰に複雑な編集をしている映画が現れ、それが「スタイリッシュでかっこいい!」と評価されていますが、私はその度に「赤い影」を思い出しました。
「赤い影」はその原点であり、ディジタル編集が可能になった現在、それがさらに進化し、より複雑、過剰になったと考えます。

しかし、それは単にスタイルの問題であって、「赤い影」はローグ監督がスタイルと内容を一体化させることにより生み出した、サイコ・スリラーの隠れた傑作だと評価します。
彼が「フラッシュ・バック」を多用したのは、この作品のみです。
もしこの作品が時系列的に編集されていたら、これ程までに強烈なインパクトは与えなかったと思います。
内容に応じて、表現手段を考え、選ぶのも監督の手腕です。

この作品が優れているのは、ジグソー・パズルのように、ひとつずつのピース=カットを組み合わせると最後にびたっと一枚の絵=映画が完成する点で、「うまいなぁ・・・」と感心しました。表面的なスタイルに溺れると、永久にジグソー・パズルは完成しない訳で、単に観客としては、消化不良の雰囲気だけで終わってしまいます。
しかし「赤い影」は違う。ジグソー・パズルとしてきちんと完結させた点で、「おぞましく」「忘れられない怖さ」をもつ作品になったのでしょう。それは監督の力量です。

英国人のインディーズの監督に「赤い影」の話をしたら、「ニックの映画を観ているのか?」と相当盛り上がりました。が、ローグ監督は本国でも「不遇」との事でした。
カルト作家と言えばそれまでですが、その一言で評価してはいけない監督だと感じます。
それ故、このレビューのジグソー・パズルの最後のワン・ピースで締めくくります。
だからこそ、映画を愛する人達がローグ監督に敬意を込めて、国際映画祭にて回顧上映をし続けているだと考えます。


 

ヒラリー・ダフのハート・オブ・ミュージック [DVD]
ヒラリーの映画はだいたい見てるんですが、この映画は特に気に入リました。
ヒラリー演じるテリーの親に対する気持ちや、兄に対する気持ちがとても良かったかな。
歌に対する情熱だったリも伝わってきました。歌が大好きな人にはとてもおすすめです。
ヒラリーの2ndアルバム「HILARY DUFF」からの曲も流れてるのでおすすめ。
映画で流れる曲の歌詞が字幕で出るのもいいですね。

 

ヒラリーをさがせ! (文春新書)
女性政治家を著者のように、女ならではの観点から描く書き手はこれまでいなかったと思う。なぜか? 日本では「政治=男の世界」があまりにも、当然のこととしてまかり通ってきたからだ。だって、政治の世界なんだから(=男尊女卑であって当然)、みたいな風潮である。日本で女性政治家であることの葛藤や問題点は、男性記者たちは一切取り上げてこなかった。

ここの他のレビューを見てもわかるように、男たちは「女でなければ」体験しない不平等さを理解することが本当に苦手である。それは無論、自分たちが生まれてから死ぬまで体験しえないことだからである。旧来型の思考から抜け出せない男にとってみれば、女が経験する「男社会」などないも同然なんである。

ややひとりひとりの政治家に対する洞察が浅いかなと感じたが、そうした点でおもしろかった。こういう真正面から、物言う女性記者がいることは頼もしいことだ。本書にも書いてあったが、男性記者たちからの馬鹿げた嫉妬にもめげることなく、がんばってほしい。

 

リビング・ヒストリー 上―ヒラリー・ロダム・クリントン自伝 (ハヤカワ文庫 NF) (ハヤカワ文庫NF)
これまで政治には全く興味がなかったのですが、
米大統領予備選の熱気に流されて購入しました。
上巻は、ヒラリーが生まれてから、
クリントン大統領1期目に行われた1994年中間選挙まで。
ヒラリーや政治にすごく興味があったわけではないので、
文字がギュウギュウに詰め込まれた(本当にギュウギュウ!)
紙面は少し苦痛でした。

その中でも参考になったのは、クリントンの医療政策について。
日本ではすべての国民に平等な医療を受ける権利が提供されていますが、
当時のアメリカでは貧困層の常備薬にも保険が適応されていませんでした。
長年アメリカはこの問題に取り組んできたのですが、
なかなか改善されることはなく、クリントン大統領も1期目で立案に失敗。
その問題に真剣に取り組んできたヒラリーを見てると、
読者は彼女を応援したくなる気持ちに駆られるのではないでしょうか。

 

ラストワルツはあなたと (フローラブックス)
前作にも増して、とてもよかったです!! 私としては、大ヒットです。
三女のホープは、名前のとおり希望にみちたピカピカの美人でした。
欠点らしい欠点もないのに、全然イヤミじゃなくて好感度大です。
お話の途中で、ヒーローのために感動の涙を流す場面があるのですが、私まで感無量になってしまいました。
彼女は自分がツラくても泣かないのに、人のために感動の涙を流すんです。優しい子です。

ヒーローのセバスチャンもとてもGOODです。外見は強面で不器用だけど、内面は優しいヒーローです。
ホープにメロメロで、高嶺の花と思いつつあこがれる姿がとてもよかったです。
そして別の思いもよらぬカップルが誕生します。そちらは笑いっぱなしでした。

ラストは感動の涙でいっぱいです。笑いあり、涙あり、家族愛ありのぜいたくな作品でした。
そして、さりげないセリフに名言だなーと思うことが、しばしば。
特に私が好きなのは、「特に女の子というものは、‥‥誰かに求められている。愛されていると感じていたいの」。女の子だけじゃないですよね。

 

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